見出し画像

第2節 VS栃木SC(A)


■スターティングメンバー

●モンテディオ山形(※敬称略)
GK:後藤(雅)
DF:吉田、熊本、西村、川井
MF:高江、南、後藤(優)
FW:氣田、高橋、イサカ

スターティングメンバー 4-2-1-3

■結果

栃木SC 1ー3 モンテディオ山形
得点者
栃木:奥田(前半6分)
山形:OG(前半21分)、イサカ(前半31分)、高橋(前半36分)

■マッチレポート

前節、千葉相手に逆転勝利を飾った山形。一方、岡山相手に思うようなサッカーを展開できず完敗に終わった栃木。開幕連勝を狙う山形、ホーム開幕勝利で飾りたい栃木、状況は違えど互いに勝利を求め、激しい試合になることが予想される中での試合となった。

前半立ち上がり、栃木はハイラインを設定し、コンパクトな守備をすることで前線からの圧力をかけて行く。前半6分、左サイドを押し込み獲得したCKから、待望の先制点をもぎ取る。山形は前節に続き、立ち上がりにセットプレーからの失点。またしても追いかける展開となった。
そこからは、GK後藤(雅)も含め効果的にボールを回し、長短のパスを織り交ぜ、シンプルに背後を狙っていくことで、徐々に相手の守備ラインを後ろに押し下げさせていくことに成功。すると前半21分、南のラストパスに抜けたイサカがダイレクトで中に折り返すと、相手DFにあたりオウンゴールで同点に追いつく。
このまま逆転かと思われたが、同点直後のプレーで栃木がPKを獲得。このPKを後藤(雅)が完全にストップ。再び栃木に傾きかけた流れを、断ち切るビックセーブとなった。前半31分には左サイド吉田のクロスをファーで西村、高橋が起点となり、最後はイサカが頭で合わせ、逆転に成功。さらに山形の流れは止まらず、続く36分GK後藤(雅)からのロングフィードをイサカが競り勝つと、高橋が一人で運び右足を振り抜き、二試合連続となるゴールを決め、リードを二点に広げる。

後半は終始均衡した戦いとなった。大きな見せ場はなかったものの、両チーム選手交代を上手く使いながら、試合を展開していった。後半80分、山形のビルドアップのミスから栃木はゴールに襲い掛かるも、GK後藤(雅)のセーブで難を凌いだ。試合はそのまま3-1で終了。
山形は開幕2連勝。先制をされながらも相手を見ながら、落ち着いてボールを回す、両サイドを効果的に使い分けるなど、試合を通して終始巧者ぶりを感じる試合となった。何よりこの試合、前半のPKストップ、後半のビックセーブとGK後藤(雅)の活躍も光る試合となった。ここからは、ミッドウィークにルヴァンカップ、週末にリーグ戦と連戦が続く中で、サブメンバーの活躍も必須になることは間違いない。さらに山形は昨シーズン、開幕連勝スタートを切るも、そこから8連敗と出遅れてしまった。今年こそはJ1昇格に向け、この第3節、横浜FC戦は非常に重要な一戦となる。

(ライター:太田隼矢)

■インタビュー

・開幕連勝となりました。チームとして本日の試合はどのような狙いを持って臨んでいったのでしょうか?

ここから先は

806字 / 1画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?