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「男性は顔じゃないよ」とコミュ障ぼっち体質女子が言われ続けて育った結果。

夫の顔が好き、でもそれ以上に心が好き。

毎朝身支度を淡々とこなす夫の姿を盗み見ながら、いつも思う事があります。
身長は一般成人男性の平均的なものだけれども、ぱっちりとした二重瞼、真っ直ぐ一直線に伸びた鼻筋、すっきりしたシャープな輪郭、体型もアラフォーだけあってお腹もぽっこりしてきたけど、それ以外は手足も長くすらっとしています。
そんな夫の、キメ場面でもなんでもない日常の一コマを見て、あぁイケメンだなぁ…わたし、この人と結婚できて良かったなぁ…と常々思いながらうっとりしている訳です。
本人にそう言うと調子に乗るので普段は絶対言いません(笑)
わたしが酔っぱらっている時はたまに言います。

おいおい久々の更新がノロケかい!鬱陶しいわ、このストーカー嫁が!と思われそうですね、すみません。
外見のことばかりで、中身的なところはどうなのよ、と突っ込まれそうなので書いていきます。

一言で夫の性格を表現するなら、「真面目」の一言に尽きると思います。でもだからと言って「○〇はこうあるべき、▲▲はこうしなきゃダメ」と言った固定観念ガチガチのタイプでもなく、頭は割と柔軟な方ですね。
それでいて根本的な性格が優しくおっとりしているので、たまに大きな草食動物と暮らしているような気分になります(笑)
それでも今まで社会で相当揉まれてきたため、世の中の相場もちゃんと理解しているし、メンタルも安定しています。いい意味で物事に対する割り切り方も熟知しているように思えますね。本人曰く、よくメンヘラ気質の男性に好かれるそうです(LGBTQ的な意味ではなく)
わたしが悩んでいることも、真摯に受け止めて適切なアドバイスをよくしてくれました。彼と一緒にいるおかげで、感情の起伏が激しく瞬間湯沸かし器と評されるわたしも大分丸くなってきたと思われます。
家事に関しても、今はパート勤めのわたしがほぼしていますが、お互いフルタイム共働きだった時は(わたしは当時アルバイト)洗面所やお風呂掃除を担当してくれましたし、今でも時間がある時は水回りを率先して掃除してくれています。以前の記事でコロナから元気になった後は年末の大掃除で、エアコンや台所の換気扇までピカピカにしてくれました。(わたしは掃除が嫌いで出来ればやりたくない人なので、それで大晦日に喧嘩したっけなぁ…なんなら元旦も)
あとは、若い頃調理師を目指していただけあって、料理が好きで休みの日はブランチ、夕食共に作ってくれます。
それがとても美味しいです。

…とまぁ、こんなバツイチのおひとりさまで生きていく程経済力も手に職もメンタルもない、実家とも色々あり疎遠なため後ろ盾も何ひとつないわたしにはもったいない位の方だと思っております。自己肯定力ゼロだから、喧嘩の度によく「二人は釣り合っていない」と喚いて困らせたりしましたねぇ。
最初は見た目から入りましたが、今はそれ以上に中身が大好きです。欠点はというと、いつも至って冷静な為、わたしのよーな感情的な人間をたまにバカにしたような態度を取る、インドアなのでわたしから誘わない限りレジャー的な外出をなかなかしようとしないぐらい、と勝手に思っております(笑)

実は面食いだったわたし。

まず初めに書いておきます。
わたしから夫をいいなと思い、わたしからアプローチをしました。でも交際の申し込みやプロポーズなど決めるところはビシっと夫が決めてくれました。
さて、ここで今までの40年間近い人生を振り返ってみると…わたしが自分から好きになった人って、学生時代も含めても数える程しかいないんですね。
その数えるぐらいの人がそれぞれどんなタイプだったかと言うとですね…みんな一貫して、背が高くすらっとしているか普通体型で、ぱっちりとした二重瞼(ここ重要!)で端正な顔立ちをしている方ばかりでした。ヤンキーや浮気性、悪そうな男性は好きではありません。
その中のひとりには、十人並みの容姿のわたしなんかが到底釣り合いの取れないよーな、芸能人にも遜色劣らないようなイケメンまでいました。
…ちなみにそのメンズ達とはどーなったかと言いますと…。
親もそういう事に関しては古風で厳格だったこともあり、当時のわたしは恋愛に奥手でした。思春期真っ只中の学生時代はともかく、成人してからもアプローチらしいアプローチも出来ず、そもそもアプローチって何?どーやってやるの?ぐらいの恋愛偏差値の低さでした。また、対人関係が苦手な為相手との距離感を掴めずイキナリ告白してはビックリされ「ごめんなさ~い!!」をされたり、なんとか連絡先交換まで漕ぎ着けても、それを上手く使いこなせず次第に疎遠になったり、そもそもそれすら断られたりとか(笑)アラフォーの今になっては笑えるよーな失敗談ばかりです。でも、恋に不器用ながらも手探りで頑張っていた当時の自分を思い出しては、若かったな、ちょっとだけ可愛いなとクスッとしてしまう今のわたしがいます。メンズ達にとっては恐怖以外の何者でもなかったでしょうが。ここでも反省です。
そしてその彼ら、みんな面影がどことなく夫に似ています。
好きなタイプって変わらないものですね。

母から言われ続けたこと。

わたしが小学校高学年ぐらいから、母が度々言う事がありました。

「男の人は顔じゃないよ。中身だよ。どんなに顔が整っていたって、飲む打つ買う人はダメ。きちんと真面目に働く、穏やかで優しい人が一番。学校の勉強だけじゃなくて、本質的に頭の良い男性と付き合いなさい」

うーん…ま、ですよねー!!
もしわたしに娘がいたとしたら、確かにそう助言すると思います。そりゃそうですよ。友人でもそうですが、自分の大切な存在に苦労して欲しくないですもん。
勿論わたしだって、人間は顔やスタイルなんかじゃない中身なんだと理解しています。今まで好きになったメンズ達だって、最初は見た目から入ったけれども、話してみるとみんなそれなりにいい人だった。「あ、コイツわたしのことを大切にしてくれそうにないな」と思ったら急激に冷める性分ですので。まぁ人間は奥深いものだし、表面的な部分の性格しか見ていないので、なんとも言えませんがね。

一人になりたくないから…そんな最低な理由で付き合い始める黒歴史。

わたしが21歳になって初彼氏ができてからというもの、20代は人数こそは少ないものの、何人かとお付き合いしました。
王道パターンとして、職場や学校で知り合い、普通に友人として仲良くなり、何度か二人で会ううちに告白され付き合う…といったプロセスでした。
でも…こんな͡ことを言ったら大変失礼なのですが、そのメンズ達の誰もが、一重瞼だったり(というか元旦那を含めて全員そう)ちょっとぽっちゃりしていたり、身だしなみに気を遣わなかったり…正直言って、わたしの好きなタイプとはかけ離れていました。一応書いておきますが、みんな「うわーすっげーブサイク!!」みたいなレベルの人はいませんでしたが。もしかしたら、自分の好みの外見ではない人だから、変に緊張したりせず自然体で付き合えて、そこが気に入ってもらえたのかもしれませんね。

おまけに初彼氏と付き合った当時のわたしは、前述の芸能人並みのイケメンに振られたばかりで、大層落ち込んでおりました(自業自得です)元々ない自己肯定感が、更に地中奥深くまで沈み込んでいってしまってました。
そうだよね、取り立てて美人でもない、何の取り柄のないわたしがあんなライバルだらけのイケメン王子様と付き合うのなんて無理に決まってたよね……。そんなことを思っていました。
しかしわたしは初彼氏と付き合いながらも、なかなかその人を忘れることができませんでした…。
いやいや…。今にして思えば、モテない女あるあるの執着心剥き出しで怖すぎだし、そもそもちゃんとその人と付き合っていないのに、どうしてそんなに粘着できる?っていう感じですし、何より初彼氏に対して失礼極まりないですよね。
初彼氏は、見た目こそわたしのタイプではなかったものの、わたしを大変好きでいてくれ、たくさん色んなところに連れていってくれたし、送り迎えやお菓子の差し入れなどをしてくれたし、就職活動を手伝ってくれたり…。優しくて気も合ったし、一緒にいて楽しかったです。
それでも…お付き合いをした2年間、彼に恋愛感情を持つことはどうしてもできませんでした。

それなのにどうして彼と付き合ったか?
それは、わたしのことを好きだと言ってくれたから。
今まで「彼氏」がいたことがなかったので、その存在がどういうものか知ってみたかったから。恋愛経験を積みたかったのですね。
そして何より、もう一人で過ごしたくなかったから。
友達もいなくて、家族との関係も微妙なわたしにとって、いつも一緒に「つるむことが出来る」存在は便利だと考えたのです。
そう、わたしは完全に彼を利用するつもりで付き合ったのです。

普通の女性なら、好きでもない男性から告白をされたら普通にキッパリ断るか、その人柄を加味して「いい人だし自分も好きになれるかも」と付き合い始めます。
それで結果的にうまくいっているカップルなんてごまんといます。でも、当時のわたしは普通ではありません。
異性として好きではないけれど、人としては好きだし、まぁまぁ性格的にも合うし、一人でいるよりかは、折り合いの悪い家族と過ごすよりかは、この人と一緒にいた方がなんぼかはマシだろう…そんな打算で恋愛をはじめたのです。

いや、そもそも恋愛ですらなかったんです。
それでなければ、相手と意見の食い違いなどで喧嘩をした時、「このブサイクが、ただでさえでかい顔を更に膨らませて何か言ってるよ」などどいう暴言は吐けないハズですから。
お互いにとって、時間の無駄でしかない付き合いでした。友達がいないなら、自分から話しかけて探すとか、家族と折り合いが悪いなら、一人暮らしをするとか、他力本願な生き方をやめて自発的に動けば良かったのです。自分の人生なのですから。
非正規でお金が貯まらないなら、アルバイトを掛け持ちして貯金するとか(後にします)資格を取って転職するとか(これも後々達成)色々やり方はあったわけです。でもなかなか「自分から行動する」という事が出来ないわたしは、というか「自分から行動のやり方がわからない」わたしは、その彼と別れた後も同じ過ちを繰り返す20代を過ごしました。
相手の方々にとって、申し訳ないです。
30代になってからは、ようやくやり方がわからなくてもとりあえず試してみる!とトライアンドエラーの気持ちが少しずつ芽生え、実行する事が出来ました。最終的に失敗したり、うまくいかなったりしましたが、相手に依存して利用しないだけマシですよね。自分の人生、自分で責任を取るしかないんです。

終わりに。

はー…こうして振り返ってみると、母からの刷り込み効果と言うよりは、ただの頭も性格も悪い女が、一人になりたくない為に好きになってくれた男性を利用した、ただそれだけの話でしたね(笑)
完全にタイトル詐欺です。
やはり好きでもない、好きになれそうにない人と一緒にいると、相手には何の落ち度もないのに相手を気持ち悪く思ってしまうし、自己肯定感も下がっていってしまうし、二人とも不幸になるだけです。
好意の矢印がお互いに向いていないと、健全で幸せな関係なんて築けないと言うのは人間関係の基本なんだなと改めて再確認しました。
もう二度と(これ以上犠牲者を出さない為にも)このよーなことはしないと誓いを立てていますし、自戒の意味を込めてこの記事を書きました。別に夫とうまくいっていないワケではありません(笑)
実は離婚してから、あまりの寂しさと惨めさに耐えかねて同じ過ちを性懲りもなく繰り返しそうになりましたが、なんとか踏み止まりました。「あ、なんかこの人違う…。この人のこと好きになれそうにない……」と言った感覚に素直に従いました。若い頃ならいくらでもやり直しは聞きますが、わたしも歳を取りこれからの残りの人生、本当に想い想われる人と過ごしたいと言う気持ちに自然となっていったんですね。そうでなければお互いにとって、時間とお金のムダだと。そしてしばらく独り身を貫いた後、同じ職場だった夫をいいなと思い始め現在に至るわけです。ちょっとは成長したかな。

あまりの物価高騰に家計が圧迫しはじめ、今している短時間のパート勤務の他に派遣の単発バイトもはじめました。
週末はそれで一日家にいなかったわたしの代わりに、自分も年度末で絶賛繁忙期中の夫が文句も言わず、休日出勤の後手の込んだ夕食を作ってくれました。そんな夫に感謝しつつ、今日は家事をして彼の好きなものでも作ろうかと思います。
なんだか長くなりましたが、ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。

↓中学生だった頃夢中で読んだ作品が、まさか令和になって続編が読めるとは…!相棒の亀山君再登場といい、長生きはするに限りますね。わたしはネット民にいくら叩かれようとも、紗羅ちゃんが大好きです。あと男キャラの最推しが、転生したら長身美人JKになっていました笑↓














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