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ストレスと独り身とホテル暮らしとー ナインシーズン【第11回・有給使って帰省編《東京都羽田~高知県南国~愛媛県しまなみ海道》】


 2023年9月15日。今年も実家へ帰省するタイミングがやってきた。マスクを使わない生活にすっかり戻れたが、実家の両親への万が一を考慮してマスクを着用して空港へ。

 羽田空港で売ってるめぼしい土産物は、コロナ蔓延前の実家帰省でだいたい買ってるので、今回は品川駅の『エキュート品川』で事前に買い漁っておいた。
 まずは、かの有名な千疋屋の『フルーツゼリー❝恵❞5個入』¥2160。

 『おかき一客10袋入』¥1470。

 林檎感が滲み出る『厚切りアップルパイ6個入』¥1274。これだけあれば申し分ないだろう。

 少し早めに羽田空港に到着。日本国内の夏休みシーズンは過ぎてるので、思ってたよりは混雑してなかったが、外国人観光客の席巻ぶりには舌を巻く。

 今年はムダに広い搭乗待合室に移動したのだが、どうやら私の乗る便はキャンセル待ちに1万円の報奨金が出るくらいの人気ぶりで、満席になってた。

 予定通り離陸。

 飛行機の窓から特徴的な地形を見下ろしてると、日本の○○県のアノ辺りかな? っていつも考えてる。
 着陸態勢に入り、一年ぶりの高知平野が見えてきた。去年は台風14号という脅威に追いかけられながらのフライトだったので、実に安心してこれからを過ごせそう😃

 無事に着陸。相変わらず羽田空港と比較すると控え目過ぎる『高知龍馬空港』。まるでレゴブロックで造ったかのような……💧

 実家に重い荷物を置いた後は、去年も夕食に利用したお気に入りの店へ。
 『活魚 漁ま』……「高知家の食卓」県民総選挙 2016 選抜店舗。 店内にある大きな生簀で泳ぐ魚を注文できる、高知初のスタイル。

 〈鰹の塩タタキ〉 やっぱ高知の鰹料理は格別に旨い😊

 丸ごとトマトサラダ。と、『くじらのすじ肉ポン酢』。非常に淡泊で不味くはない。タダ飯は値段を気にせず食っちゃうので、何を食ってるのかもよく分かってない時まである🤔

 本日のメインは『ウツボの唐揚げ』を定食で頂く。外はサクサク、中はネットリで淡泊な旨さ。あのヤク中みたいな眼で鋭い牙が生えまくった蛇みたいな魚を、一般市場で普通に食ってるのは高知県ならではだろう。

 食事後、実家に戻って自室から眺める久々の夜景。大都会東京都比べるとなんとも細やかで頼りない灯火だが、田舎は癒しを求めて帰る場所だからコレでいいのだ✨
 おやすみ、南国。

 おはよう、南国。背の高い建造物が少ない田舎では、日の出日の入りがとても奇麗に拝めるのが良い。

 翌日の9月16日。高速道路を走ってまずやって来たのは、愛媛県今治市にある『来島海峡サービスエリア』。

 ほっほう~~、こいつはなかなかの絶景😆 

 瀬戸内海に浮かぶ島々を巨大な橋が繋ぎ、所々に民家と工業地帯が見える。大自然と人間の生活が交じり合った素敵な一帯。この刺激は現地に赴かねば味わえない醍醐味!!

 サービスエリアの1階は売店とカフェとフードコートになっており、フードコートでは瀬戸内の郷土料理や今治名物グルメ、海産物をはじめとする地元の名産品を使ったメニューが。
 今治焼豚玉子飯宇和島風鯛めしえひめ真鯛づくし……などの名物料理が食べられる。さすがに瀬戸内海沿いなので鯛は外せない。が、私が選んだのは肉うどん¥780。出汁は典型的な関西風で旨し。肉が口の中で溶けて甘い。

 さて、お楽しみの戦利品乱獲タイム😁 いつも思う、明らかに西日本の方が魅力的な土産物が多いんだよなあ。

 八朔・紅まどんな・伊予柑の3種のゼリー詰め合わせ。

 広島県産牛乳と広島県産レモン果汁を使用したチーズケーキ。

 上質な小魚だしに旨味とコクを与える豚の背脂。原料の小麦粉は特等粉といわれる最上級を使用。

 本場讃岐うどんの名店、田村うどん。マスコミの取材も年間30回以上という、アイドル並みの人気店。

 スイートポテトとは違い、バターは控えめ。有名な『鳴門金時芋』のほっくりした自然の甘さを最大限に引き出した、素朴なお芋の味。

 最後に……蜜柑・伊予柑を使った果汁ジュース。こりゃ東京に戻ってからも楽しみだ🥰


 今宵はここまで。
 次回に続くー

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