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ACEサバイバーズネット、始めました

数ヶ月のやるやる詐欺を経て、初のnote投稿。
(インターネット上に自分が執筆した文章を公開することすら初めてなので、
拙さのオンパレードかもしれませんが、最後まで読んでいただけると大変嬉しいです。)

【ここ数年の自分の状況】

自分はこれまで、「不登校」「高校中退」「引きこもり」「経済的困窮」「両親との死別」「家庭内暴力」「精神疾患」等々、
多くの当事者に該当するような人生を送ってきました。
個々の経験の詳細については今後追々執筆していく予定ですが、
これらを経験したことである程度人生の目標が出来たし、残りの人生はその実現に捧げられるようにしたいと思っています。

脱引きこもりをした二十歳の頃、自分と同じ境遇にある人達を助けられるような仕組み作りなど、
社会のためになるような活動をしたいと思いました。
でも自分は夢の実現を目指しつつ食っていく為のお金も稼ぐ、なんてことができるほど器用ではないし、
やりたいことを実現するにはまずお金稼ごうと思いました。
23歳で就職して3年経験を積み、フリーランスとして独立して年収いくら稼ぎ、30歳で起業して35歳までに一生分のお金を稼ぐ...
それから本当にやりたいことをしようと。

そんなざっくりとした無謀とも言えるロードマップに則って生きてきて30歳を迎えたとき、
悪くない収入は得ていたものの、一人でなんでもやろうとした結果、自身の無力さを感じていました。
お金を稼ぐために日々仕事をし、夢を実現するためのきっかけも何も生まれないまま個人的に節目と捉えていた30歳を迎え彷徨い続けていました。
これでは本当になにもできず死んでいくだけだと思い、社会貢献的な活動を予定より早めにやることにしました。
そこで見つけたのがD×PというNPO法人でした。

高校を中退したころから自分の人生が狂いだしたと思っていたので、そうした似たような状況に置かれている生徒たちと関わることによって何か変わるかもしれないと思い、
人生初のボランティア(D×Pではコンポーザーと呼ぶ)をやってみることにしました。
実際にやってみると、生徒と関わる中で過去のジブンを振り返るワークがあってこれまでの自分を整理するきっかけになったり、
何より人生の目標を持てた頃の初心を取り戻しつつあるような感覚もしてとても良い経験となりました。

【ACEサバイバーズネットを始めるに至った経緯】

その後、コンポーザー同士が集まる交流会に参加し、そんなに話せたかったけど個人的に話を聞いてみたいメンバーにアポを取って話を聞き、
同い年ということで親近感が湧いて仲良くなり、これまたD×Pでインターンをしていたメンバーがやっている休む人のためのカフェ(任意団体あわひが開催)を紹介してもらって行ってみることにしました。

個々の経験を話すときにオブラートに包んだ話し方をしていた僕に突っ込んで色々聞いてくれたのが、今一緒にACEサバイバーズネットをやっているもりもでした。

先述の任意団体あわひが配信しているあいだの生き方ラジオでもりもが期間限定のパーソナリティを務めた回でゲストを呼んでもらい、
色々話す中で飲みに行こうとなり、そこで一緒にラジオをやらないかと誘いを受けたのがACEサバイバーズラジオが始まったきっかけでした。

そこから、悩みを抱えている人とその悩みを乗り越えた人とが繋がり、悩みを解決しやすくなるような場を作りたいという話を僕がして、Discordでのオンラインコミュニティ作りを提案してくれて、ACEサバイバーズネットとして徐々に形になりつつあるといった具合です。

本当に縁が縁を呼び、こんなうまい具合に事が運ぶのかと痛感している今日この頃です。

ちなみにACEという言葉自体、その時初めて聞いたくらい僕は多々知識不足なところがあり福祉の分野にも明るくないため、
ACEについての諸々はもりもが書いてくれているので、是非そちらを御覧ください。
https://note.com/komorimon/n/neb6600cc687f

もりもが話しているように先日アベプラでも紹介されたりして、この概念が徐々に世に浸透していく気配を感じています。
自分たちがしている活動やこうした報道等で少しづつでもしんどい思いをしている人たちへの理解が進んでいくことを切に願います。

【最後に】

死にたい、消えたい、辛い、もう無理...
そんなことを思ってしまうほどの経験をした人ほど、実は価値があるのだと僕は思っています。
そこから抜け出せた人は、過去の自分と似た経験をした人の相談に乗ったりして助けることができるのだから...

もちろん「どうやって抜け出すんだ」と思う人もいると思いますが、正直言って自分もその方法は模索中です。
むしろ一緒に考えてほしいし、協力してほしいです。
(...こういったやりとりをした時点で実際に悪い状態から抜け出せていなくても、あなたに価値が生まれていると思います。)

それでは次回以降、これまでの自分の経験を書いていこうと思いますので何卒宜しくお願い致します。

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