ツキ

意識だけ高い系大学生をやっていて、結局病んだ大学生。 続くか分からないけど(多分続かな…

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意識だけ高い系大学生をやっていて、結局病んだ大学生。 続くか分からないけど(多分続かない)、思っていることを吐き出していく。

最近の記事

【エッセイ】 酒屋の熱気に包まれて

いらっしゃいませ。 髭を生やした、がたいの良い壮年の男性が、溌剌とした声で言う。酒場の熱気に負けないよく通る声。どこか事務的で、どこか躍動的な声。 今日は居酒屋へと、家族で食事に来た。どこにでもあるような大衆居酒屋。小さな机がいくつも置かれ、それらを丸椅子が囲っている。 大衆居酒屋は不思議だ。狭い空間に人が敷き詰められており、お酒で緩んだ口から溢れる声で満たされている。それなのに、それぞれの机が独自の世界を持っている。 肩がぶつかりそうなほどの距離で騒いでいても、着い

    • 【自分用日記】久しぶりに初めましての人と話した

      病んでいてバイトをしていなかったが、いい加減働かないとお金がヤバイということでマックのバイトに申し込んだ。 担当者様と電話で面接の日時を決めたのだが、電話越しとはいえ久しぶりに知らない人と話したため、かなり緊張した。 なんだが今日の体力は使い切った気がする、、、

      • 生まれ育った町の新しい一面を探してみる

        当然ではあるが、生まれ育った町については自然と詳しくなるものだ。 コンビニの場所。おすすめの遊び場。肉が安く買える店。聞かれれば大抵のことには即答できる。 しかし、町の隅々まで完璧に把握しているかと問われれば、首を縦に振れる人はほとんどいないだろう。 贔屓の肉屋に向かう道の途中、人通りを感じられない静かな路地に入る。すると、よく知っているはずの町がまるで未知の場所のように感じられる。 やたらに派手な青色をした家、どれ程前からそこにあるのか分からない町工場、草が膝より高

        • 【エッセイ?】三日坊主の分水嶺

          夏が終わり秋に差し掛かる時分。爽やかな風が吹き、眼前の山々からは気持ちよさそうな鳥の鳴き声が聞こえてくる。 心地の良い初秋。忠義の厚い部下と共に川のほとりに陣をとる。字面だけ見ればピクニックとも思える気持ちの良い日ではあるが、彼らを見て楽しそうと思うものはいないだろう。 理由は明白である。重々しい甲冑を身にまとい、張り詰めた弓のような緊張感で向かいの山際を見つめる。その顔はこれから戦に向かう武士の顔だった。彼らが見つめる先から敵が現れ、合戦が始まるだろうことは誰の目にも明

        【エッセイ】 酒屋の熱気に包まれて

          なんやかんや言うとりますけど空って綺麗だし鳥の鳴き声は素敵

          僕は生来かなりネガティブな質で、よく不安や後悔に襲われて周りが見えなくなる。 頭がいっぱいになって回らず、他人の言葉が煩わしく感じて苦しい。 そんな時は、なるべく空を見るようにしている。 正直、空を見る余裕なんてないから実際に空を見られることは半分もないけど。 空を見ることができたなら、コンピュータでは絶対に表現することができないような圧倒的な情報量にまず驚く。 だってどれだけ拡大しても絶対に画素に辿り着かないんだよ? 4Kとか8Kとか、そんなチャチなもんじゃない

          なんやかんや言うとりますけど空って綺麗だし鳥の鳴き声は素敵

          鬱からすぐに復帰するのは困難と今更気づいた件

          僕は半年ほど病んで碌に学校に行けなくなっています。 最初に病院で診断を受けた時は「ラッキー、これで堂々と学校を休める」くらいに思っていました。(今も正直思っています) しかし、僕はサボり癖が強かったこともあり、このままだと「普通の生活」に戻ることが難しくなりそうだと気づき、だんだんと危機感が強くなっていました。 そろそろ学校に戻らないと行けない。 でも、まだまだ休んでいたい、嫌なことに立ち向かいたくない。 そんな反する考えが渦巻いているわけですが、そのことを学校の精

          鬱からすぐに復帰するのは困難と今更気づいた件

          充実した人生ってなんだろう

          他人に見せることを一切考えていない駄文です。ご注意を。 僕は現在、病んで引きこもっている大学生なのですが、今の状況から抜け出して目指すべき理想とする人生ってなんだろうと、ふと思いました。 僕が思う理想の人生でパッと思いつく条件を書き出してみます。 信頼し合える親友がいる。親友が喜ぶために労力をかけることは喜びであり、お互いが親友であることを疑っていない。 仕事に打ち込んでいる。思うようにいかないことも当然あるが、必死に立ち向かい、乗り越えて成長していくことに生きがいを

          充実した人生ってなんだろう

          意識だけ高い系大学生が病んだ話。

          自己紹介を装っただけの、自分の頭の中を整理するために書く駄文です。 文章力ないのに何も考えず思ったことを吐き出すため、かなり醜い文章になると思われます。 初めまして。 僕は意識だけ高い系大学生を4年くらい続けていました。しかし、結局理想と現実の違いに心が耐えられずに病んでしまった大学院生です。 僕はコミュ力が低く、友達が少なく、他人のキラキラした部分ばかりが目に入ってすぐ卑屈になり、でも謎にプライドが高くて、そんな自分が大嫌いでした。(今でも特に変わりません。) 大学に

          意識だけ高い系大学生が病んだ話。