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予定通り行かない事もそれもまた面白いと思えるようにする話

こんにちは〜
もう16時過ぎになりましたー
本日は残念な知らせになります。
なんと予定していた温泉♨️に向かった
のですが、改修工事の為に入れなくな
りました。
営業中とGoogleマップには記載されていた
のに今回は本当に残念でなりません。

それと今日は雲ゆきが怪しかったので、
傘の方をどこかへ紛失したようです。

その瞬間からパラパラも雨が降ってきて、
なんか背中がどうもいつもより寒かった
です。逆風なのでしょうかー。

なんか気持ちが少し滅入ったので、
何か励みになる先人の知恵を探すと
こんな事が書かれていました。

人は、不幸のときは一を十にも思い、幸福のときは当たり前のようにそれに馴れて、十を一のように思います。
名言📝瀬戸内寂聴

おお〜、これだーと思いました。
去年99歳という年齢でお亡くなりになった
瀬戸内寂聴さんの言葉は胸にくるものがあり
ました。
もう少し突っ込んで瀬戸内寂聴さんの記事を
探っていくと2009年寂庵だより「我が道こそ」に掲載されていた文章がネットに載って
いました。

私は人間が大好きだ。人間ほど興趣尽きない動物はない。自分ひとりを眺めてみても、こんなおかしなおもろい人間はめったにいないと、呆れかえってしまう。
人間が好きだし、興味があるからこそ小説家になったのだと思う。
(中略)この世に唯一つしかない自分だと思えば、もったいなくて、自分を粗末になんか出来ない。わがままという言葉は、否定的に使われてきて、子供の頃から「わがままをいうな」と叱られてきた。しかしつい、うかうかと八十七年も生きてきて、いつ死んでもおかしくない今になってみると、自分の生涯、わがままを通してよかったと悔いはない。
せっかく自分というこの世でたった一つの個性を与えられて生きてきたのだから、自分の心の声をよく聴いてやって、したいことをがむしゃらにでも押し通した方が、ああ、生きたという実感を味わって死んでゆけるような気がしてきた。今更、自分の過去の過失を列挙して、あの時、ああしておけばよかったなど思っても、もはや死も必ず遠からずやってくる今となっては後悔は追いつかない。
「迷ったら困難な方を選べ」
と私に教えたのは岡本太郎さんだった。私は太郎さんに逢って以来、それを信奉して生きてきた。その選択の先には、ずいぶんと辛い目にも遭ったが、それを一度も後悔したり、太郎さんを恨んだりしたことはなかった。
今度、あの世で太郎さんに逢ったら
「おかげさまで」
と、まずお礼を言うつもりでいる。どんなに用心したって、良い人生には困難辛苦の全く訪れないということはない。
その時、自分の独自の個性を信じ、自分の往くべき道に誇りを持って踏みだすことこそ生甲斐というものではないだろうか。
まあ、もし今夜死んでも、私はこう生きてきた自分に不満はない。
寂庵だより「我が道こそ」(2009年筆)より
https://honsuki.jp/pickup/49881/

特にインパクトがあり、心に響いた所を太字
にしました。『不幸中の幸い』とはこの事で
あって、なんかそれでいてなんとなく申し訳
ない気持ちになりました。瀬戸内寂聴さんと
いう方に対して尊敬を持って調べるまで、
思っていなかったからです。こんな素敵な
言葉を残して、自らの生涯を全うされた瀬戸内
寂聴に敬意を持って胸を張っていこうと思い
ました。
予定通り行かないことが意外な方向に進み、
ある種の気づきとして学習できました。

また何かあったら、書きます。
それでは。

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