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【日記】今年の猛暑と息子が育てたなすの話

こんにちは、まねこです。
今年の夏は本当に暑かったですね。
9月も後半、さすがに多少涼しいと感じるようになりました。

どこの小学校でも行われているであろう、植物栽培。
例に漏れず、うちの息子も育てています。
去年は朝顔、今年は野菜です。

野菜はいくつかの中から選べたのですが、本人はなすを選んできました。
「ほかの野菜より、我慢すれば食べられる」からです(笑)
毎朝、少し早く登校して水やりをしていました。
ときどき、「やさいの先生」なる方がいらっしゃるようで、「脇芽をとる、っていってた」と話していました。
頑張って毎日水やりをしていた息子ですが、あるとき「実がならないかもしれない」ということを言われたそうで、とても落ち込んでいました。

義母と私は、「実がなることが大事ではない。毎日世話をすることが大事」と伝えました。
息子はその後もちゃんと育てていたものと思います。

夏休みに入る前、ついに一つ、小さな小さななすを持って帰ってきました。

仏壇にお供えしました

実がならないかも、と言われていましたが、なんとか一つ実をつけてくれました。
さすがにこれ一つでは炒められなかったので、後でわかるように切り方を変えて、みそ炒めにしました。
自分で育てたなすなので、頑張ってちょっと食べましたが、「もういいや」と言うので、家族でありがたく頂きました。

夏休みの間は、持ち帰って家で育てることになるわけですが、
皆様ご存じのように今年は特に暑かった。
地域バレしそうですが、我々の住むエリアは夏休みの間、一度も雨が降りませんでした。
昼間は気温が40度超え。朝夕に水やりをしても、日陰に移動させても、とても耐えられる暑さではありません。
夕方になると葉っぱがしおしおになっていることもしばしば。
学校から配布されたプランターは、なすにはそもそも小さかったのかもしれません。
息子はもちろん、義母も私も気にかけていましたが、なすにとっては過酷な夏だったと思います。

夏休みの課題に「実を収穫して、タブレットで写真を撮る」というものがありましたが、夏休みの間に実をつけることはありませんでした。
「どうしよう」と嘆く息子に、「しょうがないよ、他の子もきっと同じだよ」と励まし、「お花はたくさん咲いたから、それを写真に撮っておけばいい」と伝えました。
実際、夏休みが明けて息子に聞くと、「実がならなかった子、他にもいたよ」と言っていました。
野菜には詳しくないですが、やっぱり暑かったからじゃないかな、と思っています。

9月に入る直前、ひとつ、なすの実が育ってきました。

本当にちっちゃいなすでした

なんとか大きくしたいと、肥料もあげつつ様子をみていました。
収穫は私が休みの日に一緒にやりたいとのことでしたが、私の休みは少ない…。
収穫するタイミングを逸してしまい、大きくなったはいいものの、色がマットになってしまいました。


もうちょっと早く収穫してあげればよかった・・・

今回もありがたくみそ炒めにしました。
感想は「皮が固い!!!」でした笑
収穫時期が遅くなったことと水不足が原因と思われます。
でも内側はやわらかくてとても美味しかったです。


話は変わりますが、私が小学生の頃、理科で挿し木の授業がありました。
びんに剪定した枝を入れ、根っこが伸びる様子を観察するのが目的でした。
にょきにょきのびる根っこが面白くて毎日ずっと水替えをして眺めていました。
授業では、観察が目的だったのでその後は好きにしていい、ということだったように思います。なので、そこで処分してしまった子も多かったと記憶しています。
私はそれが可哀そうだと思い、家に持って帰り、息子と同じく当時1年生だったころに朝顔を育てていたプランターに挿しました。
それは毎年6月になるといくつも花を咲かせてくれました。
懐かしい記憶です。

学校の授業としての役目を終えても、植物たちが私たちに教えてくれることはたくさんあるように思います。

急激に朝晩涼しくなってきたことや葉っぱがだんだんと黄色くなってきたことから、そろそろ収穫もむずかしいかな、と思っています。
そういえばなすって一年草なのかな??と思い、検索してみたところ、どうやら多年草なんですね。
頑張れば来年に持ち越せるかも??

10月になったら夫も帰ってくるので、素人の我々でできるかどうかはわかりませんがちょっと試してみようと思います。

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