雑記1226:予定を詰めすぎる
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年末である。
午後イチで打ち合わせを1件終えて、年内残り4件ある。
営業日は今日を入れて3日だから、我ながら予定を詰めすぎである。
1日に1件でも僕にしては多い方だし、会社にいたって電話がかかってきたりもするから、全然集中して作業できていない。
今月は城崎出張もあったし、とにかくスケジュールをこなすだけで精一杯だった。
年末年始で少し落ち着いて本を読もうと思う。
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ありがたいことに年内ギリギリで八木書店さんから既刊注文をまとめていただいた。
よく言われることだが、ロングセラーは出版社を支える屋台骨である。
新刊というのは売れるかどうかわからない。それに引き換え、毎年一定数売れる既刊はとてもありがたい存在である。
なにせ、年間100冊とか200冊とか、決まった数売れる本が多ければ多いほど、経営は安定する。弊社のような小さな版元であれば、ロングセラーを揃えればそれだけで食べていくことも理論的には不可能ではない(ちょっと電卓を叩いてみるとわかる)。
ただし、実際には新刊を出すことによって既刊が売れる側面があるので、「質を保ちながら一定のペースで出す」が一番正解に近い。
実際にそれができるかというと、なかなか難しいのだが……。
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文芸レーベル立ち上げの準備は、着々と……とまではいかないが、まあまあ進んでいる。
複数冊を同時に進めているので、どのくらい順調にいったかは冊数で検証することができるだろう。
遅くとも4月には立ち上げのラインナップを発表するつもりなので、どうか楽しみにお待ちいただければ幸いである。
明日は、道連れ(表現)にするデザイナーさんとの打ち合わせである。
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