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私のデザイナー人生は半年前からだったって話

こんにちは、MOEKAです。

私は愛媛大学教育学部卒業後、印刷会社に就職しました。
なので、実際、デザイナーという肩書だけで見れば、2024年3月現在で、デザイナー3年目ということになります(色々間があったので実質 1年)

その間に、右往左往いろいろやっていたので、実際には、というところはありますが、その期間だってデザイナーとして名乗っていたわけです

ですが、私の本当のデザイナー人生は、半年前の8月から始まりました

どういうことかと言うと、めっちゃざっくり言うと私はデザイナーであってデザイナーではなかったんです

そこまで考えてデザインってするのか!

と気付いてからが始まりでした。

そう、それまでの私は”きれいなもの””なんかイケてるもの””形として見えるもの”がデザインだとそう思ってました

もう、全然そうじゃないっ!

そう気づけたのは、お世話になっているCxOとの出会いでした(なんかエモい感じになってきた、違う、違うぞ)

今もその方とはお仕事で継続的にお世話になっているのですが、
改めて、私のここまで考えられてなかった!を発表していきたい

・前提を疑うこと
なにか制作を始めるとき、そもそもに立ち返ることが必要であること
クライアントワークを行うとき、どうしてもクライアントさんがそう言ったから、とその要件自体を飲み込んで制作に入るのではなく、
その要件定義すらも疑う、そもそもこれってこうなんだっけ?というところまで深く考えることができれば良きよね、という
ただ、クライアントに向けてと、ユーザーに向けては異なる場合がある
エンドユーザーのことを考えると、B案の方がいいけど、実際お仕事をくださっているクライアントはA案がいいらしい・・・と
まあ実際私もこういった場面にあったことはあります
その時は、結局A案よりB案がいい理由を言語化できず、クライアントの良きようになってしまった
それはそれで一つの正解なのかもしれないけど、クライアントが神様にもなってはいけないし、その仕事が発生した理由はそのサービスなどを届ける相手がいるからなんだと
そこを全無視してクライアントの視野だけで、デザインはしちゃだめだ
これはデザイナーのエゴではない、ただそれを言語化できない限りエゴになる

・訴求のパターン別にデザインを作ること
デザイン案を数案出す
ここまではデザインの勉強を始めて数日には理解して、行動にうつしてきました
ただ、そのパターンは、使うあしらいが違う、配置を変える、カラーを変える、というたしかに一見パターンも違うし、何案も出していることになります
けど、そうじゃない
訴求軸を決めて訴求軸①、訴求軸②の中に、意匠を変えたパターンを作る
ということを知りました
具体的にどういうことかと言うと、
Aパターン:期間限定を強く訴求することで、
Bパターン:商品の利用用途がイメージしやすいように、4コマ漫画風に説明することで、認知および購入のハードルを下げる

など、AパターンとBパターンでは、それを見る人になにを伝えることで目的を達成させようとしているかが明確に異なります

こういうパターンの出し方を意識すると、
そもそもリサーチをする際に、視点も変わってきます
これもどういうことかと言うと、
”見た目(意匠の部分)”ではなく、”これはどういった訴求のデザインか?”という目線でリサーチができます

それを知ってからというもの、
デザインをするときは
”デザイン目的”と”それを達成するための手段”を100文字ずつ言語化して
意匠に入るようにしています。
そうすることで、具体と抽象のいききができる、(まだ全然できてないけど)


私はまだ半年目のデザイナーです
上記以外にも学んだことはたくさんあります
でも学ぶだけなら簡単
それをきちんと落とし込んで、実践する必要があります
まだまだやります





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