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世界の見え方が変わった

下書きを、書いては消している。書きたい衝動に駆られて書き始めるものの、なかなか文章をまとめられない。一旦下書きに残しても、再度開いた時には尚更文章をつなげられなくて、結局消してしまう。文章としてまとまらなくても、わたしの中から出た、その時、その瞬間にしか書けない言葉たちを、もっと大切にしてあげればよかった。今更少し後悔。


昨日は、いつものように家から出ず、絵を描いて過ごした。絵を頑張ろうと決めて、ごく簡単なものだけど、一応「練習」という名目のルーティンを続けている。描き始めた日を確認すると、2ヶ月続けていた。絵が上達した!という程ではないけど、これまでよりは手が動きやすくなったというか、苦手だったものがちょっと描きやすくなったというか、「続けてよかったな」と思える程度の手応えは感じている。2ヶ月前に始めた時から今日まで、全く苦にはなっていなくて、さすがに気持ちが乗らなくて、無理矢理こなした日もあったけど、それでもちゃんと続いている。

これまで絵を描くことについて、「ノートの落書きで充分」と、頑張ることを避けていたのは、頑張ろう、頑張らなきゃって思ったら、楽しくなくなるんじゃないかと思っていたから。でも、実際はそうじゃなかった。これまでより絵を描く時間が増えて、頑張って絵を描くようになって、嫌になるどころか、もっと楽しくなった。平日だってもっと絵を描くことに時間を使いたいけど、今はまだ仕事と両方頑張るエネルギーがない。

それでも、絵を頑張るようになってから、周りのものを見る時に、見たものを目に焼き付けて、絵を描く時の参考にしようって思うようになった。和室の襖とかってどうなってるの?って悩んでいた時、自分の寝室に答えがあることに気づいた。意識してないと、毎日見ていても気づかないもんだね。世界の見え方が変わった、というと大袈裟だけど、これまで見ようとしていなかったものが、自分の好きなことに繋げられるってわかったら、憂鬱な仕事の時間にだって楽しみを見出せるようになった。


ふと思い立って、自分を描いてみた。

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楽しかった。楽しいから、それでいい。

明日から、また仕事頑張ろう。


読んでくださって、ありがとうございました。

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