もえ氏(萌大小姐)

都内でデータサイエンティストをしているプロお嬢様。 台湾人の祖父を持つ日台クォーターで…

もえ氏(萌大小姐)

都内でデータサイエンティストをしているプロお嬢様。 台湾人の祖父を持つ日台クォーターで、第二の故郷である台湾に毎月渡航。 ノマドワークの推進活動の一環で、不定期でメイドさんをしていたりもします。

最近の記事

  • 固定された記事

台湾女僕咖啡(メイドカフェ)まとめ

大切なお知らせいつも本サイトをお楽しみいただきありがとうございます。本日、読者の皆さまに大切なお知らせがあります。熟慮の結果、しばらくの間、台湾メイドカフェ関連の情報の大部分を非公開とさせていただくことになりました。以下、このような結論に至った経緯についてご説明いたします。 経緯そもそも本サイトは、台湾のメイドカフェの魅力の虜になった筆者が「萌え文化を軸とし、日本と台湾がより交流を深めていけること」を目的として開設されました。この目的を達成するために、他に類を見ない情報量を

    • 紅茶屋さんになりたい

      シャッツキステが閉館した2020年11月15日、シャッツキステが閉館(閉店)した。秋葉原を知らない人々からすれば、昨今の状況の煽りを受けたいち飲食店の閉店としか感じないだろうが、シャッツキステの閉館が秋葉原に与えた衝撃はあまりにも大きい。その衝撃とは秋葉原の文化的損失と言っても過言ではないものだ。 シャッツキステの閉館は多くの旅人さま(シャッツキステのお客さんをこう呼ぶ)や秋葉原を愛する人々を悲しみ、寂しさ、空虚感、そして悔しさで包んだ。もちろん私もその一人である。 シャ

      • シャッツキステ閉館に寄せて 最後の開館日と記録と追憶

        シャッツキステが閉館(閉店)した。 正直、まだ信じることができずにいる。信じたくない。明日も館内には美味しい紅茶と焼きたてのスコーンの香りが漂い、旅人さまが談笑する傍らでメイドさんは編み物に勤しんでいるのではないか。扉の張り紙を見ても尚、そう想像せずにはいられない程、シャッツキステは私の日常に溶け込んでいたし、文字通り生活に寄り添ってくれていた。 数日経っても尚、今この瞬間もつらくて、寂しくて、悲しくて、悔しくてたまらない。シャッツキステが閉館してから酒量が増えたし、どう

        • 私たちが言葉を学ぶ理由 -メイドさんをきっかけに中国語を学んだお嬢様の事例-

          大家好!メイド Advent Calendar 2019、12月24日分を担当するプロお嬢様 もえ氏(萌大小姐)です。クリスマスイブの今日は、これまで語っているようで語っていなかった中国語の学習について、私の個人的な体験を軸に語っていきたいと思います。しばしお付き合いください。 誰?もえ氏と申します。元メイドさんで、現在もメイドカフェでノマド会にて不定期でメイドさんをしており、自身もメイドさんが大好き。メイド好きが高じて秋葉原へ引っ越し、現在秋葉原在住3年目。ひょんなことか

        • 固定された記事

        台湾女僕咖啡(メイドカフェ)まとめ

          南のメイドがくれたもの 〜可蕾二周年パーティーの記録〜

          2019年11月10日。私は台湾・台北にあるメイドカフェ、可蕾仙朵女僕咖啡館(Crescendo)の店先にいた。 まだお店は準備中だというのに、お店の前はご主人様・お嬢様方で溢れかえっている。もちろん私もその群衆の中の一人だ。外から見える店内では、二周年を機に一新したカラフルな新衣装を身に纏ったメイドさん達が忙しそうに準備を進めている。 そう、今日は待ちに待った可蕾の二周年パーティーなのだ。 時は遡り――2019年10月某日。可蕾のFacebookのページでそれは知らさ

          南のメイドがくれたもの 〜可蕾二周年パーティーの記録〜

          私のルーツと、台湾への想い

          私は純粋な日本人ではないーー そのことに気づいたのは、今から3年半ほど前の2016年のある日のこと。手続きのために取得した戸籍全部事項証明の母の父母の欄に、日本では見慣れない「陳」という名字が書かれていた。その瞬間まで、私は自分が純粋な日本人であると疑っていなかった。今思えば理不尽な話だが、当時はショック受けていた。誰にも言えず、母に聞くこともできず、3年以上もの間、その事実に蓋をした。 3年の月日が流れ、ひょんなことから私は台湾が大好きになっていた。台湾の人々、食べ物、

          私のルーツと、台湾への想い