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地域の関わり方にグラデーションが欲しい

こんな本を読みました


過疎先進県・島根の取り組み「しまコトアカデミー」から、地域との多様な関わり方を考える、がテーマの本。
「関係人口」というのは聞いたことがあったけれど、実際にどんな取り組みがされているか知らなかったので、勉強になりました。

関係人口とは交流人口(旅行などで訪れる人)と定住人口(そこに住んでいる人)の間である。その具体的な関わり方として挙げているのが「逆参勤交代」。都市住民が地方を定期的に訪ねる、ということです。

関係人口をつくる  

わたし自身、地元岡山の関係人口でありたいと、岡山を出てから4年、ずっと思っています。けれど、具体的にどうすれば関わり続けることができるのか、いまいちわかっていませんでした。(唯一継続してしていることといえば、岡山にいたころに関わっていたNPOのnoteで、記事を書かせてもらっていることくらい)

しまコトアカデミーは、とっても魅力的な活動で、わたしも、近い将来パン屋を開くことになったら、参考にしたいと思いました。

地方創生とか、まちおこしなどの話になると、定住(移住)前提で話がすすむなと感じていました。しまコトアカデミーの取り組みを知って、地域との関わりはグラデーションでいい。移住しなくていい、と思えました。

けれど、そのためには、地域にグラデーションな関わり方を受け入れてくれる人たちがいないと、成り立たない。

わたしは、そんなパン屋をつくりたいな、と思いました。

「泊まれるパン屋」。パンだけを買いにくるのもいいし、泊まってみて朝ごはんに焼きたてのパンを食べて、散歩に出てもいい。長く宿泊して、「暮らし」を体験するのもいいし、なんならパン屋で働いてみてもいい。

パン屋×〇〇、をずっと探していたので、ピッタリ。そうと決まれば、場所探し。来年には具体的に動き出すぞ。

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