わたしの性癖とこころ
「底なしの欲深さで泥汚くて、“汚い”って言葉じゃ軽いくらい誰よりも汚い部分があるという自覚があり、そしてかわいい女の子の皮を被って、かわいいかわいいされて、嬉しくなってこの汚物も愛してって見せたらドン引きされる、それがきみ。どう?当たってる?」
ああ、うん、当たっている。忘れていた。わたしの中は、汚い。
だけどわたしの周りの人たちはそんなことないよと否定してくれることも、わたしは知っている。何年も付き合いのあるあの子でさえ、きっと否定してくれる。
わたしがそれを伝えるときはい