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ずっと会いたかった人

今の私には幸せがわかる
これまでは、幸せとは儚いもので、離したくないからぎゅっと握りしめてそのまま握りつぶしてしまうようなものだった。

今はそんな必要はないってわかる。
幸せだなと感じたら、その気持ちをそっと置いて、その側で自分もゆっくり佇んでいればいいんだ。
幸せがスッーとどこかに行こうとしたら、じゃあまたねって送り出すことができる。
またすぐに会えるってわかってるから。
信頼関係?ができたのかもしれない。

自分の奥底にある傷や恐れ、悲しみを癒して、いらない感情や記憶は全て一度受け入れてから流す。
そんなトレーニングをここのところずっとしていて、タイミングが良かったからか、驚く程のスピードで自分自身の心が健全に生まれ変わっていくのを感じている。

それでもなかなか手放せない感情がある。

執着心、嫉妬心、独占欲。
少しずつ形を変えているだけで元は同じものなのかもしれない。
これらの感情を完全に手放せるようになるのはいつになるのか。

それでも、数ヶ月前までの自分よりものすごく楽に生きられるようになって、今までの自分はなんて重い荷物を持って、しかもいらないものをたくさん持って生きてきたんだろうなぁと同情する。

毎日、もう大丈夫だよって自分に話しかける。
必要だと思い込んでいたものがなくなっても私は自分自身という存在と共にいる限り、もう大丈夫なんだ。

ずっと会いたかった人は、私自身だったんだとやっと気づけた。
もう二度と離れることはない。

この肉体の寿命が切れてこの世を去るまで、私はこの私自身と一緒に生きていく。

まだまだ不安になったり、自信がなくなったり、ネガティブな考えに支配されたりしそうな瞬間がやってくるけれど、いつでも自分で立ち直れる。

ツインに会ってしばらくして、ずっと足りなかったピースが埋まったと感じた瞬間があった。

だけど、あれはツインに会えたからだけじゃなくて、私自身と会えたことが嬉しくて満たされたんだなぁと今は思う。

そんなきっかけをくれた彼には本当に感謝している。
振り返って考えると、全ては偶然だとは思えなくて、自分が大切なことを学んだり気付けたりしたタイミングで次の出来事が起こり、あらかじめ決まっているプログラムを順番に進めているような気がしてくる。

この先に何があるのか、私が最終的に目指す場所がどこなのかは、これからひとつずつ見つけていくしかない。

願わくは、ツインの彼とこの現実の世界で一緒にいられる時間が用意されているといいなぁと思う。

これまでの人生で自分が積み上げてきたものを一旦全部手放して、それでも残るものや戻ってくるものが今の私に必要なものなんだと受け入れて生きていこうと思っています。


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