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土地とのご縁?

彼の生まれ育った地域には、数年に一度、住民総出でおこなう伝統的なお祭りがあり、今年がその開催年で、彼も参加するとのことで仲間たちと見に行った。

彼の地元はすこし秘境っぽい山奥の集落で、田んぼや畑が広がるのどかな風景だった。

その田舎道を、衣装を来た人々が行列になって歩いていく景色を見た時に「あ、わたし、この脈々と続いていく人たちの歴史の中に含まれたい」という考えが浮かんだんですね。

思考でも感情でもない、突然どこかからポンと湧き出てきたようであり、でも思いつきという感じでもなく前々から知ってたような謎の気持ち。

私は自分の生まれ育った街や家族が嫌いで、20歳で実家を出て、その後20代後半で今いる県(都会)に引っ越してきた。

将来的にも地元に帰るつもりはないし、都会好きなので田舎に住むのも考えられない。
(旅行で行くのは好きですが)

なのに、コンビニすらない彼の地元がめちゃくちゃ好きになってしまい、風景の写真を見るだけで恋しくて泣けてくる。
前世でなんかあったんか?と疑ってしまうレベル。

ちなみに、彼と再会して初めて言葉を交わした日が1回目とすると、このお祭りの時はまだ会うの3回目。
それでこの時に彼のご家族や幼馴染とも会って仲良くなったりしたのだが、展開早すぎん?漫画か?と思う。

1回目の話は👇👇

もし彼がツインでないとしても、こんなおもしろい進展の仕方で、しかも親子ほど年齢離れてて仲良くなれるって何かしらのご縁があって出会ってるんだろうなと思う。

この関係を大切にしたいなと思いながらも、好きという気持ちも伝えたくなってしまう。
でもきっと彼はそれを望んではいないだろうとも思う。

恋愛依存を克服するための試練なのかな?
書きながらそんな気もしてきた。
まだまだ自己統合への道のりも長そう。
でも気づいてしまったから前に進むしかないね。
がんばります。

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