#4 ぽかぽか。なんちゃって参鶏湯
今日は参鶏湯を紹介しましょう。
こちらもなかなかリピート率が高いお料理。少々手間がかかるので、積極的にお客様に提案してないのですが(汗)、1度作ると「またお願い」と言ってもらえることが多いです。
もちろん丸鶏では作れないので、私は手羽先を使います。
〈材料〉
● 手羽先 8本程度
●長ねぎ 2本
●生姜 大きめの1かけ
●にんにく 5片程度
●もち米 半合程度
●鶏がらスープの素 適量
●酒 適量
●みりん 適量
●しょうゆ 適量
●ごま油 適量
①もち米を適当に吸水させて手羽先の足先じゃない方?の2本の大きな骨を抜きます。(私は2本の骨の間と皮との連結部分にハサミを入れて骨を1本づつキッチンペーパーを当てて滑らないようにしながらぐるぐる回して抜いてます。
手羽先骨の抜き方で調べると画像付きでわかりやすいのが出ます。
↓こんな感じで。
②上の部分が袋状になるのでそこに米を少量詰めて楊枝で止めていきます。(欲張らないでok。欲張ると火にかけたあと皮破けます)
③鍋にごま油を熱して斜め切りにした長ねぎを炒めます。少し表面焼き付ける感じです。
④そこにお水を鍋の半分より上くらい入れて鶏がらスープの素大さじ2くらい?(適当)と酒をぐるっと2回しくらい投入。薄切りにした生姜と半分に切ったにんにくもいれて煮立たせます。
⑤煮立ったところに鶏手羽先をいれてひたすらコトコト。コラーゲンがどんどん滲み出た透明感のあるスープに。(アクは気になったらすくってとって。)
⑥頃合いを見て椎茸入れて。
⑦鶏によってはすっごく濃厚なので最後に味を決めていきます。
味が薄かったら醤油。全体的に尖ってる感じがして丸い味にしたければ味醂。
完成。
お好みで胡麻振ったり塩胡椒したりクコの実なんぞあったら散らして。
春雨入れてもいいです。
このレシピ、最初は骨無しの鶏もも肉などで作っていたのですがお客さまに「もう一度食べたい」と言わしめる感想まで持っていくのは難しくて。
参鶏湯というのはあくまでも鶏にお米が包まれている状態の特別感を持ってしてはじめて納得してもらえる料理であって満足度が上がるのだなと実感しました。。
仕事で時間に追われている時、この骨を抜く作業が意外と重くて、目を血走らせながらやってるのですが、「参鶏湯あたたまる〜!最高〜!」というお声を聞くともうこの面倒なやり方しかできなくなり後戻りできなくなりました笑。
「最後に楊枝だけ召し上がる時にきおつけてくださいね。」とお客様にお伝えしています。
抜いて帰ることもありますが。
寒い季節あと何回作るかな。
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