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トム ヤバニーのエジプト日記 Tom’s diary in Cairo

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トム ヤバニーのエジプト日記 Tom’s diary in Cairo

最近の記事

エジプトで轢き逃げにあった話4

新アイテム、足首保護ブーツ登場! もちろん片方だけ。 ポンプフューリー付き、笑 これ履いて帰るわ。 履き心地がスケートシューズにそっくりなのでスケートでリハビリします。

    • エジプトで轢き逃げにあった話3

      2018年8月28日 まだ寝たきりに変わりはありませんが、本日担当医のDr.Kharidが来て、明日の夕方から、身体中に埋め込まれているボルトの除去手術をする旨、通告してくれました。全身麻酔なので明日は朝ごはん以降、飲まず食わずのようです。 明後日は朝より、とりあえず【ボルト付き寝たきり生活】とは、おさらば。車椅子生活に移行しますが、座ったり、立ったり、少しずつですが歩く事も可能だそうです。日本には【タオル掛け人間】ではなく、普通の痩せた人で帰ることができそうです。

      • エジプトで轢き逃げにあった話2

        腹が減った。 本日16時より「タオル掛け」(創外固定器具)除去手術であった。16時ちょい前に手術室に入り、全身麻酔してその後、手術が終わったからと、起こされたのが16時半。右足ひざ下のギプスも撤去されていたが、そこの3本のボルトはまだ埋まったままだった。 まあいい、これで、「タオル掛け人間」では無くなり、腰を90度に曲げられる。椅子にも、トイレにも座ることができる。寝返りもうてる。 全身麻酔ということで、念のために朝から何も食べなかった。丸々残しておいた朝ごはんは術後に食っ

        • 応援金

          とてもありごたいことに、沢山の方々から問い合わせが殺到しております。 応援金を送ってくださる場合は、以下の住所、又は口座にお願いいたします。 🍀三菱UFJ 銀行 目白駅前支店(174) 普0441184 ウエダトモヒサ

        エジプトで轢き逃げにあった話4

          エジプトで轢き逃にあった話1(実話)

          早いものである。 あれから3週間も経ってしまった、 すでにご存知の方も多いことだろう。さる2018年7月26日(日)22時ごろ、不覚にも、カイロの郊外、10月6日市(シッタ オクトーベル市)の高速道路でひき逃げ事故に遭ってしまった。 読んでいる方はすでにとてもややこしいことに気づかれたか。事故にあった日付が7月26日、事故に遭った場所が10月6日市(シッタ オクトーベル シティ)である。エジプトには国民の祭日に由来する地名、都市名、通りの名前、橋の名前が結構あるのだ。 その

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          エジプトで轢き逃にあった話1(実話)

          仕事はとても楽しくて、約1時間あっという間に終わる。

          ちょっと飽きた頃に腕時計を見ると、ぼちぼち最後の曲だ。決まっているわけではないが、ラストソングはサードのオリジナルではなくて、この曲をフルパワーで演奏することが多い。 https://www.youtube.com/watch?v=gKS2hDkq89g そして、ダルヴィッシュの登場!そう、サードの披露宴営業はタンヌーラ付きなのだ。回るのは団の最年少、アブダッラー君(15歳)。まだあどけなさは残るが、浅黒くて精悍な顔の好少年である。さすがに大人の世界で揉まれているだけあっ

          仕事はとても楽しくて、約1時間あっという間に終わる。

          値上げが止まらないカイロのメトロ

          2018年6月某日 さて、がっつりお休みをもらってからの久しぶりの更新は、日記というよりはリアルタイムでのカイロ情報です。 たぶんこの話題は、エジプト国内以外はで世界に先んじての情報なので、関係各所は重々ご注意めされよ。 カイロの庶民の足、メトロ(地下鉄)の料金がまた上がりました。しかも、今回は【ゾーン制】になってる。 いままでは全線乗り放題で2ギネーだったのが、、、 【ゾーン1】 9駅まで乗れる黄色チケット、3ギネー。 (写真左、値段の印字がある) 50%値上げ、笑 【

          値上げが止まらないカイロのメトロ

          国際都市カイロのチップ文化

          ①タクニーシュ、②カンニッシュ、③キート というアラビア語エジプト方言をご存知だろうか? 現在、何かしらアラビア語を習っている方がいたら、ぜひ先生に質問して欲しい。 ちゃんとした先生なら絶対知らないはずである。 そして、④バクシーシ。 ここまでくるとカイロに滞在したことがある人ならわかるかもしれない。 これらは全て、ナイトクラブでよく使われる言葉で、客が任意で支払う「ご祝儀」「心づけ」「チップ」を表す。 ものを入れる袋なら、コンビニ袋もトートバッグもハンドバッグもデイパック

          国際都市カイロのチップ文化

          カイロでの仕事現場。披露宴とナイトクラブ。

          2018年3月某日 3月になり昼間は半袖一枚でも過ごせるようになってきた。 アラビア語圏の人々誰もが知るエジプトの大スター、サードエルソガイヤルのバンドに入団し二ヶ月、ようやく私への歓迎ムードも落ち着き、メンバーから放って置かれることが多くなった。かれこれ100以上の現場を一緒に回っているのだから、飽きられて当然であろう。俺以外はみんなスマホをいじっている。おかげで日本にはほぼいないと思われるオリエンタルアコーディオン奏者やトランペット、サックス奏者等、ベテランミュージシャ

          カイロでの仕事現場。披露宴とナイトクラブ。

          バスが壊れた話。タダのありがたみ。

          2018年3月某日 最近はネタがないと思ってたら昨夜は一つ目の仕事に行く途中、2台中一台のバスが壊れた。それでどうするのかと思ったら、徒党を組んで各自現場に向かうそうだ。 私は他3人のメンバーとタクシーに同乗して20分くらい走って会計一人8ポンド。他の組はチャーターした15席のボロいマイクロバスに25人乗って、一人5ポンド。 タクシーの方が安いですよね? で、こういう場合は、かかった交通費は全員自腹だそうです。 バンドのマイクロバスには毎回タダで乗せてもらっているんだなあ

          バスが壊れた話。タダのありがたみ。

          #ハマシーン

          2018年3月某日 一昨日は昼間から気温が高く、日暮れからまとまった雨が降り、高温多湿。バンコクにいるのかと勘違いするような天気になった。雨はそのまま夜になっても降り続き、日中もアジアの雨季のように厚い雲に覆われて蒸し暑い。時折ポツポツと傘をさしたいくらいのにわか雨。人々が今日は妙な天気だと、挨拶代わりに口にするくらいだった。 そして夕方、マグレブの祈りと共にやってきた砂嵐(ハマシーン)、力士の大砂嵐は残念ながら引退してしまったが、本家本元が現役バリバリでやってきた。 どう

          #ハマシーン

          私がエジプトに渡ることになった経緯

          2018年2月某日 【経緯】 発端は、昨年2月に私がエジプト国立民俗伝承舞踊団「エル タンヌーラ」の入団試験に合格したことです。 【余談】 2000年の初渡航時に大衝撃を受けて以来、私はすっかりこの舞踊団のファン世界第1位になってしまいました。巨大なスカートをぐるぐる回す演技から「タンヌーラ」とか、演奏される音楽のジャンルが、ムシーカ スーフェイヤ(神や預言者に関する音楽、キリスト教でいう賛美歌やゴスペルにあたる)であることから「スーフィー」と呼ばれるこのトゥループは、私

          私がエジプトに渡ることになった経緯

          ムスリムの皮を被ったハラーミー

          2018年2月18日 最近は、1月の繰り返しかと思うくらい寒さがぶり返してきた。雨もまた降るだろう。昼は夏でも夜はがっつり冬なんです。 さて、そんな夜に雨降る一昨日、日本から持ってきたiPhoneSEを紛失してしまった。 これをご覧になっている方々には連絡等、ご迷惑をおかけします。たいへん申し訳ない。 3個目の仕事が終わって気づいたのだが、思い返せば、2個目に行ったタハリールの元ヒルトンの現場終了後、携帯を収納していたジャケット(演奏中は脱いで各自安全と思われる場所に置いて

          ムスリムの皮を被ったハラーミー

          エンターテイナーは笑顔でギンギンに

          2018年2月某日 戦線離脱していたタッバール、イェヒヤがついに戻ってきた。というわけで代役サラーハは電気ドラムに戻ったのだが、叩いてるスティックをよく見たら、ポッキリ半分に折れているのをテープで繋げているのだった。先っぽがぶらぶらの状態ではあるが、これでいいのだろう。 さて、メンバーも50人以上いると、何かしら問題を抱えている人が必ずいる。最近は事故で来られなくなったメンバーに1人20ポンドずつ寄付した。またお父さん、お母さんが亡くなられた方、若くして奥さんを亡くされた方

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          カイロの24時間交通を制覇した私

          2018年2月某日 最近はその日の仕事がひと現場だったりすると25人乗りマイクロ1台で移動することもある。経費の節減なのだろう。公共交通を使って自力で現場に来るメンバーもいるので、行きのマイクロは立っているのが4、5人だったのが、帰りは超ザハマ!帰りは乗客が増えるんです。必ず。たくさんの楽器と一緒に、すし詰め、阿鼻叫喚となる。 そんなときは【カイロの24時間交通を制覇した】と豪語する私は、バンドのマイクロに乗らず、適当に走って来るミクロバスを2台乗り継いで、座ったまま、50

          カイロの24時間交通を制覇した私

          noteの理由

          エジプトの意外な冬の寒さに苦しめられておりましたが、2月に入り随分寒さもやわらぎました。本格的な観光シーズン到来! というわけで、元気に暮らしております。 さて、エジプトに住んでいる人々が、顔も名前も100%知っている大スター、サード エルソガイヤル(Saad El Sogayyar)の男だらけのバンドに入団し一ヶ月、ミュージシャン、ダンサーを始め、エジプト人の友人ともフェイスブックでたくさん繋がりを持ちました。それはとても喜ばしいことなのですが、同時にこのような面倒なことも

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