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北部イギリスの旅(4)〜ジャコバイト号で旅する。

前回はこちら

さて!今回の旅行で「日程決定2大要因」蒸気機関車ジャコバイト号に乗りますよ〜。
だってこの日しか乗れなかったんだもの。何が何でもこの日に乗る計画を立てないとダメじゃないですか。
(ハリポタの橋が撮りたいひとは乗る必要ないと思います。ま、どのへんに興味関心あるかはそれぞれなので。。。。)

で、機関車=やっぱり内装は古い…ので こういうのに興味ない方は今回はすっ飛ばしてくださいね。

このあたりを片道2時間弱でうごきます。
フォートウィリアム、下にはゲール語の駅名表示。
ジャコバイト号の目の前にはロンドンから来ている寝台車。ロンドンに飛行機できて、電車をのりついでジャコバイト、ってひともいるようです。
機関士さん達数名が談笑中。本当の石炭使ってるんですね。そりゃ大変だ。
なんかカッコいい、ブリティッシュレイルウェイズのマーク。
電車のチケット。よく見ると行きと帰りの座席番号が違います。行き帰りで違う車窓の景色を楽しむことができるよう、そうなってるみたい。
走り出しました。一番やすい車両(しか空きがなく)のせいもあるかもですが、窓はなんというか汚れてて。。。写真にはなかなか辛いです。石炭つかう汽車だからなのかしら・・・(日本だったらあり得ないよなぁ)
Fort Williamはハイランド地方ではインバネスに次ぐ大きな街だそうで。沢山のヨットや漁船?なんかもみられます。
車内販売。しっかりハリーポッターもので占められてます・・・他にも電車が通るエリアの地図が4ポンドくらいで売られてて(色んな情報が入ってる)結構売れまくってました。
おおーコレが噂の橋ですね!(まぁ車内からはこの程度ですけど・・・・)
周りには写真を撮りに来ているひとが山の中腹にまで沢山いて、みんなで手を振ってくれてます。
グレンフィナンの駅には駅舎ミュージアムなんかもあって、20分くらい立ち寄れます。
昔はこんなダイニングカーなんかも使ってたんでしょうか。今はカフェ代わり。多分電車が止まっている間の営業。
昔の寝台車も展示されてました(人が多すぎて入らず。)
ホームも乗客でごった返してます。真ん中くらいの車両がかんたんなお茶を買えたりハリーポッターグッズなんかを買えるようになってます。
駅舎がミュージアム・・・ですが・・・・
中は芋洗い状態。早々に退散しました。
向こうの山に光が差してきました。そろそろ出発です。
スコットランド・ハイランド地方の地形だなぁ。
ハリポタファンならわかるでしょうか、「ダンブルドアの墓」のある島です。
再び水辺が見えてきました。
マレイグが近くなってきました。海のにおいもうっすらと。
これは!この色は!ロッホじゃなくて海ですね、海。
約2時間で終着?のマレイグ到着。折り返しのため、機関車を最後尾に付け替える時間が必要で、この小さい街に2時間ちょっと停車します。
これが機関車・・・これを最後尾に移すの、手間おおそう・・・
ほとんどのひとは出発までの2時間をマレイグの小さな街中のカフェなんかですごすようですが、私達はここにあるトレイルを歩くことにきめてまして。漁港を背中にして山に入って行きます。
最初は綺麗な小川なんかがあって景色を見ながら鼻唄気分・・・でいいけど、だんだん上りがきつくなります・・・
(ゼイゼイ・・・)たいした事ないけど、ある程度登ってきたところで電話が入りました。マンチェスター空港から!昨日もなんどか電話で話したのですがどうも送ってほしい先の住所がわからなかったらしい。再度電話口で送付先の住所を繰り返します。私は日本語アクセントだしあちらはマンチェスター訛りだし、めっちゃ不安な電話だった・・・(~_~;)
電話を終えて、もうあとは祈るしかない〜〜〜ってかんじで荷物のことは考えないようにしながらトレイルを進みます。
山を下ってきました。同じ汽車のお客さんが前を歩いてます(一度追い越す勢いだったんだけど、電話で立ち止まらざるを得なかった)。
ああーむこうに光がさして、綺麗だ・・・ハイランドの変わりやすい天気の中のこういう風景、ほんとウットリです。
イギリスには沢山のpublic path(公共トレイル?)があって、そこかしこにベンチが置かれています。歩くことを楽しんで、という文化なのかなぁ。素敵です。
また虹が見られた〜
天気模様があやしい。また降りそうです。
道端に野生のベリーが。ブラックベリーかな。
マレイグの漁港。
岩場の海岸。
雨が降る直前、一瞬日光が差しました。
街のベーカリーに立ち寄ります。汽車のお客さんが買い占めたあとで(笑)ほとんど残ってませんが・・・クロワッサンをひとつと、ラテ・フラットホワイトをひとつずつ買いました。このメレンゲ、成人男性の拳大・・・いやぁ、でかすぎない?笑
外は冷たい雨が降り出しました。店の中は暖かいけどね。
ベーカリーの一角には窓際のベンチもあって。雨はどんどん強くなり、とりあえず買ったコーヒーなんかを抱えて自分の座席にもどって食べよう、と。
昨日のB&Bでお弁当をオーダーできたので一人分だけお願いしてありました。さっき買ったクロワッサンとこれらでもうおなかいっぱいに。雨で濡れて身体が冷えたけれど、ご飯と客車内の暖房でやっと暖まれました。
このロッホに、4羽の白鳥が行きのときも飛んでるのが見えてね。チャイコフスキーのバレエ組曲白鳥の湖には「4羽の白鳥」という曲がありますが、もうまさにあのバレエの振り付けがごとく、この4羽は息ぴったり。
フォートウィリアムまであと10分くらいかな。ちらほらと家が増えてきました。
なるほど!最後部に付け替えた機関車はずっとバックで走ってた、ってことか!
このあと、「もう一回見に行くか」と、車でグレンフィナンの橋を見に行きました。が、写真が多くなったのでまたそれは次の記事で・・・

汽車の旅+トレイル歩き(40分ほど)で大分長くなったので、この日の残りは次の記事へ・・・

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