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【ネタバレあり】宝石商リチャード氏の謎鑑定 感想

こんにちは、卯月です。
今回は、書評を書きます。

本は、辻村七子さんの「宝石商リチャード氏の謎鑑定」(集英社・集英社オレンジ文庫)です。

ネタバレがありますので、まだ読んでいない方・今読んでいる方はご注意ください!


あらすじ

酔っ払いに絡まれる美貌の外国人・リチャード氏を助けた正義。彼が国内外に顧客をもつ敏腕宝石商と知り、誰にも言えない曰くつきのピンク・サファイアの鑑定を依頼する。祖母が死ぬまで守っていたその宝石が秘めた切ない“謎”がリチャード氏により解かれるとき、正義の心に甦るのは⋯⋯?美しく輝く宝石に宿る人の心の謎を鮮やかに解き明かすジュエル・ミステリー!!
(裏表紙のあらすじより引用)

感想(ネタバレあり)

辻村七子さんの作品です。
辻村さんは「時泥棒と椿姫の夢」で2014年度ロマン大賞を受賞し、受賞作を改題・加筆改稿した「螺旋時空のラビリンス」でデビューされました。
代表作に「宝石商リチャード氏の謎鑑定」があり、2020年にはアニメ化もされました。

この作品は、宝石とロイヤルミルクティーをこよなく愛するリチャードと、偶然リチャードを助けた大学生・正義が織り成すミステリーです。

祖母の形見であるピンク・サファイアの鑑別を依頼したことがきっかけで、正義は宝石の世界に飛び込んでいきます。

正義は大学の先輩に片想いをしているのですが、なかなか上手くいきません。
彼の恋路は、未来はどうなるのか。これからが楽しみです。

書誌情報

宝石商リチャード氏の謎鑑定
著者   辻村七子(つじむら ななこ)
出版社  集英社
レーベル 集英社オレンジ文庫
ISBN 978-4-08-680054-9
定価   570円+税(税込627円)


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