Stepn👟2エナジーで描いた小さなGPSアート作品集

2022年7月16日 11:20

GPSアートやランニングアートは通常、ランニングしたり自転車に乗って道に絵を描く。話題になるのは30キロ、40キロを超える長距離マラソン作品が多く、米ロスや世界の有名なGPSアートだと大抵100キロを超え、１日以上かかる大掛かりな大作がほとんど。しかし距離が長いほど再利用は難しい。

このnoteでは、そんな大作ではなく気軽に散歩気分でできる短距離GPSアートだけを集めました。特に最近ではSTEPNの流行をきっかけに、ゲームルール上、10分前後のコースデザインに注目が集まりつつある。

短距離GPSアートの定義

次に当てはまる作品を短距離GPSアートと定め、それらの作品を紹介します。

10キロ以内の距離であること
1時間以内にできること
歩道、車道、が大部分を占めること
徒歩、ランニングで実行できること

短距離GPSアート作品集

ここから、短距離GPSアートのメリットについて説明しながら、じっくり作品をご紹介。短距離に適したSTEPNの完走画像、いわゆるSTEPN ARTでまとめました。すべて2エナジー（10分）前後でできるのでSTEPNのリペア代が余分にかかることもないSTEPNシューズ1足に最適化した距離。作品集はもじぐみWebサイトでも詳しく紹介しています。

https://www.mojigumi.com/outdoor/stepn-gpsart/

利点１）散歩気分で完走できる

短距離GPSアートのメリットは第一に「散歩気分でアートできる」というお気軽さであることは明白でしょう。長距離や大作を長文の論文に例えると、短距離はツイートです。ハートマークや誕生日祝い等、生活の気軽な伝達にピッタリ。

利点2）コースが簡素で明確

GPSアート界で短距離作品が脚光を浴びることはまずありません。大衆の視線はつねに「どれほど長く巨大な作品が登場するか」に向けられ、期待されています。GPSアートの有名人たちも時に習作としての短距離作品を公開することもありましたが盛り上がりに欠けるものでした。

ここで振り返ってみましょう。「良い絵=大きな絵」であるのかを。
浮世絵や、ダヴィンチの「モナリザ」はA3サイズほどの大きさでしかありませんし、100号の画布に書かれた油絵が名作だとは限りません。

利点3）子供や高齢者でも参加可能

短距離コースのなかで、3キロ程度のものなら子供や高齢者でも完走できる可能性があります。GPSアートの絵はキャラクターや動物のような可愛い題材が多いので本来は子供に向いている遊びであると言えます。ですが10キロ、20キロ、フルマラソンといった長距離を子供が完走するには難度が高すぎます。

こうした理由から、短距離GPSアートは本来の遊び対象である子供や高齢者の健康向けに適したコースであることがわかります。

利点4）Stepnのコースにしやすい

最後のメリットは「STEPNのコースにしやすい」ということ。前に伝えたとおり、STEPNという運動アプリは「エナジー」という独自ルールがあり、決められた時間内での完走を強いられるゲームになっている。例えばシューズ一つしかない場合、2エナジーが得点の有効範囲になり、これは10分の運動に当てはまる。

10分で完走できる距離といえばランなら通常2キロ、徒歩なら1キロ程度だろう。この有効範囲を著しく超えた場合、減点という痛いペナルティーが課せられ、ランナーは所有エナジー以上の運動をしないように日々心がけることになる。
よって、短距離GPSアートのコースはSTEPNのルールにとても適していて、絵になりにくい同アプリの完走画像を盛り上げてくれる。