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【育休日記】サポートゼロ育児。産後鬱になりかけた私が最優先していること

7ヶ月の子どもを育てるまだまだ新米母です。

我が家は核家族であり、夫の家族は地球の反対側、私の家族は母親・祖母が認知症で父が介護中のため、育児に関する家族からのサポートは一切を受けることが出来ない状況です。

心身ともにハードな出産を経て、産後はホルモンバランスの変化に加えて、貧血による体調不良にも関わらず、24時間赤ちゃんのお世話をする必要がある急激な環境の変化に身も心もうまく適応できず、自分でも驚くほどに不安定なメンタル状況になりました。疲労困憊なのに神経の高ぶりでほとんど眠れぬ日々が続き、「もう、以前の元気だった自分のように戻れないのではないか」「こんな状態でこの先の子育て大丈夫なのか」とネガティブな思考が常に頭の中を支配し、スマホでは「マタニティーブルー」「産後鬱」というキーワードの検索魔になっていました。

幸い、産後の検診の際に医師に相談し、睡眠薬を処方してもらったことで、短時間でも深い眠りにつくことができるようになり、体調の回復とともに次第にメンタルも落ち着きました。また、夫が有休と在宅勤務を組み合わせて、なるべく家にいれる工夫をしてくれたことで窮地は脱することが出来ました。

このような産後も経て、日々「自分がご機嫌でいること」を最優先に心がけています。子どもにはただただ「心身ともに健やかに育って欲しい」と願っています。そのためには、親である私自身が心身ともに健やかでいる必要があると思うのです。親がいつも何かに追われてイライラしている。疲れている。我慢をしている。頑張りすぎている。と、子どもはそれをそのまま受け取ってしまいます。

ここでは詳しく書きませんが、私の母はいつも「家族優先」に子育てをしてくれました。いつも家事・育児に忙しそうで、母自身の時間を楽しんでいると思えたのは、私たちが随分大きくなってからのことでした。全力を尽くして育ててくれたことには感謝しかありません。でも、幼い子ども心には、母にももっと楽しんでいて欲しいとも願っていました。

このような自身の経験からも、四六時中目を離すことの出来ない赤ちゃん育児の毎日でも、自分自身が楽しい時間を持つようにしています。ほんの数分でも自分をご機嫌にするいくつかの方法をもっておくことで、(イライラしかけた自分を一旦抑えて)気分転換になり、自分を少しずつ立てなおすことが出来ます。
こうした方法はコーピングリストと呼ばれていますが、お友だちと会って思う存分発散!が簡単に出来ない今だからこそ、一人でもできるコーピングリストがたくさんあればあるほど、毎日を少しでも楽に過ごせると思います。私の場合は、確保できる時間や場所に合わせて下記のようなことをしています。

何もしない
寝る(睡眠不足は心身の健康に直結するため最優先)
一人で長風呂
ベランダに出て外の空気を吸う
ストレッチ
お気に入りのお茶やコーヒーを淹れる
チョコレートやポテチを食べる
お昼ご飯に好きなパン屋さんでパンを買う
ちょっとリッチなおやつタイム
カフェでコーヒーを一杯飲む
好きな映画を観る
散歩
読書
ネットサーフィン
Spotifyを聞く

そして、最近新たに加わったのが「書く」ということ。

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