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2年目 ふりかえり

 ご覧いただき、ありがとうございます。坂元(筆者)です。おかげさまで、本日をもちまして 僕がnoteを始めて2周年となりました!
 そこで、今日は1年間の ふり返りをしたいと思います。(1周年記念の日にも、同じことをやりました。)

 現在公開中の記事数は、この記事を含めて193となりました。
 1年目と同様に、特に人気のあった記事について、分析・紹介してみたいと思います。

年間ビュー数 上位記事

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 フォロワー数に大きな増減はないのですが、全体的にビュー数が下がっています……。200を超えることが、無くなってしまいました。
 筆者の転職に伴って更新頻度が下がり、当アカウントに対するnoteユーザーの方々の関心が薄れてしまったことや、noteの仕様そのものが変わり、タイムライン上に「記事の冒頭部分」が表示されなくなったことが、影響していると思われます。(記事のタイトルだけでは中身が想像しにくいため……タップしてもらえる確率は下がるのでしょう。)


↑ダッシュボードの表示を
「スキ数が多い順」に切り換えてみます↓


年間スキ数 上位記事

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 2年目は「僕と彼らの裏話」以外の作品は、ほとんど書き進められていない……というのが、浮き彫りになってしまいました。
 そして、上位記事に関しては1年目よりも2年目のほうがビュー数に対するスキの割合(スキ率)が高そうな印象を受けますが、僕はスキ率を算出しない主義です。(理由は、1周年記念記事に書いたので割愛します。)
 とはいえ、自分なりに「しっかりと考えた」「丁寧に書いた」という、思い入れのある記事のスキ数が多ければ、非常に嬉しいのです。
 

 今年も、昨年同様にスキ数上位記事を以下に まとめてみました。(同数である場合、順位はダッシュボード上の並び方に準じます。)


スキ数 上位10記事

1位:「一年をふり返る」

 創作活動の「ふりかえり記事」であると同時に、僕のnoteの基本方針が書かれている重要な記事です。この記事が年間スキ数1位であることは、noteで活動するクリエイターとしては この上ない喜びです。本当に ありがとうございます。


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2位:【短編】深夜の対話(前編)

 昨年のうちに完結した小説「六等星の煌き」の番外編で、こちらはカンナが主人公です。
 これを書いた一番の目的は あの兄妹(アイクとサーヤ)の過去を明かすことでしたが、本編では触れられなかった隕石燃料の形状について、どうしても書きたかったのです。


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3位:「僕と彼らの裏話」第29話「ゲートキーパー」

 哲朗にとって、主人公は「自分の友人」であるだけでなく「大切な吉岡先生の生死に関わる、重要な人物」です。失うわけにはいきません。
 初めは「仕事上の付き合い」でしかなかった2人の間に、揺るぎない【絆】が生まれています。彼らが共に過ごしてきた「7年」という月日の濃密さが、伝われば幸いです。


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4位:「僕と彼らの裏話」第28話「癒しの技」

 3位の「ゲートキーパー」の、一つ前のお話です。
 激しい後悔や希死念慮によって大パニックに陥っている主人公の発言に対する、哲朗の返答は……書き手として、非常に気を遣いました。主人公の苦痛を緩和できるか否か……「日本語のプロ」としての、彼の真価が問われる場面です。


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5位:「僕と彼らの裏話」第30話「派遣」

 工場長からの勧誘を断り続けていた主人公が、のっぴきならない事情により、いよいよ現場に入ります。
 前作「吉岡奇譚」にも少しだけ登場していた社長常務ですが、ここから、より存在感を増していきます。


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6位:「僕と彼らの裏話」第23話「念願は叶うも」

 僕の書く小説には「食事をする場面」が多いように思いますが、この話は、その中でも特に「楽しそう」に書けたと思っています。
 そして、哲朗の私生活が垣間見える話というのは、書いていて毎回とても楽しいです。「出版社の岩下さん」は非常にクールなサラリーマンですが、3児の「とうやん」としての彼は、とても温かいのです。


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7位:「僕と先生の話」あらすじ

 筆者の僕にとっては すごく大切なお話が、完結から1年以上が経過しても上位に食い込んでくるという事実が、とても嬉しいです。

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8位:「好きな3曲」

 note内でのイベント期間中に「#スキな3曲を熱く語る」というお題があったので、書きました。
 自分の創作活動の【原点】をふり返る、良い機会となりました。

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9位:「僕と彼らの裏話」第31話「双璧」

 タイトルの「双璧」が意味するものは、もちろん社長常務です。2人の性格や「プレイスタイル」がよく現れていて、筆者としてもかなり気に入っている回です。

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10位:「僕と彼らの裏話」第37話「大切な初心」

 相変わらず泣いてばかりの主人公ですが、今回の涙は「千秋を愛しているからこそ」のもので……彼は、決して「泣き虫」だとか「臆病」だとか、そんな奴ではありません。
 彼らには、是非とも『素敵な老夫婦』に、なってもらいたいものです。

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↑それでは最後に、ダッシュボードの表示を
「全期間」の「スキ数が多い順」に切り換えてみます↓

全期間スキ数 上位記事

 スキを頂いた期間が集計年次を跨いだためか1年目・2年目どちらも上位ランキングには入らなかったのですが、総スキ数27と大健闘した短編があるので、最後にそれだけ紹介させてください。

【短編】きぼう屋さん

 今のところ、僕の作品のうち一話で完結している短編は、これだけです。
 また、既にお気付きの方も いらっしゃるかもしれませんが、この物語の主人公は長編小説「長い旅路」にも登場する恒毅です。

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今後の抱負

 構想を温めているばかりで執筆が進んでいないお話(長い旅路・Company Crusher)を中心に、今後も可能な限り良質なものを目指して、心を込めて丁寧に、自分だからこそ書けるような物語を書いていきたいと思っています。
 爆発的な人気を得たいとか、プロの作家になりたいという気持ちはありません。ただ、一人のクリエイターとして、世に遺したいものはあります。ここではあえて書きませんが、僕の人生にも【根幹】と云うべきものが確かに在って、僕は それを、今後も「小説」という形で表現し続ける所存です。
 せっかく「拾った」生命を、無駄にしないために書くのです。

 極めて主観的な方針で恐れ入りますが、今後とも お付き合いいただけましたら、幸いです。


2022年7月8日
 坂元 稔


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