今日も休みだった。午前中心療内科へ行く。今日は比較的空いていた。僕の番がくる。先生は調子はどうですか？とまず聞く。僕は答える。あまりよくありません。急に落ちることがあるんです。頭がぽかんとしてソワソワして。昼夜逆転だし寝てしまって薬の飲み忘れもあります。仕事のことを考えてばかりいて。考えるとすごい憂鬱になるんです。すごい仕事をふられてしまって。辛いです。先生は言う。仕事は断れないんですか？僕は答える。断ると何となく嫌われるんじゃないかと思ってしまうんです。だから嫌でも引き受けてしまうんです。先生は言う。なぜ嫌わるのが嫌なんですか？僕は答えに詰まる。昔からそうなんです。断るのが苦手で。なんでかは分かりません。。。僕は先生と会話のキャッチボールをした。昔から集団の中で話せないんです。会議とか・・・。中高大と人と話せなかった思い出が頭から離れないんです。先生は言う。初めは社会恐怖からでしたからね。社会恐怖がある人は母親の顔色をうかがって育った人が多いですよ。確かにそうだった。僕の母親は僕がどんなことをしても褒めなかった。当たり前みたいなことを言った。母親がなぜかいつも不機嫌に感じた。だから母親の顔色ばかり気にして育った。先生の言うことは当たっていた。今日薬が変更されて今晩どうか。明日の仕事に響いては困る。辛い夜。テレビで缶ビールのCMをやっている。ビールが飲みたいな。痛風だから無理だけど・・・。