「テレビで応募できる景品って本当に当たるの？」と思っている方も少なからずいるのではないでしょうか。

私もその一人でした。

どんな風に当選者を選んでいるのか、そもそも本当に商品は当たり、送られているのか。

そんな疑いをよそに、めざましじゃんけんで当たりました！

備忘録として残しておきたいので、一部始終をシェアします。
興味があればぜひ読んでください。↓

 まさに念願。

「学生最後の今年は思う存分旅行するぞ！」
と意気込んでいた2019年の元旦。

この時は家族で南アフリカにいた。初めて訪れる場所で吸う空気、においや音から伝わる雰囲気、日本とは異なった文化に触れるはとても新鮮で楽しく、旅行が大好き。

2019年は学生最後の年なので、行きたい国を調べてリストを作ってみよう。

母は横目で行きたい国を書く私をみながら、「そんなに行けるの？笑」と、一生かかるだろうと笑っていた。

引き寄せの法則があると言われているように、願っていれば叶う！はず...！

＊＊＊

光明が差した小さな当選経験

東京へ戻り、朝型の私はめざましテレビを目覚ましがわりに視聴予約。

朝5時20分にパッとテレビがつき、映像が流れる。まだ半分寝ていて意識も遠く情報は入ってこない。

「おはようございます！」

アナウンサーのみなさんが明るく挨拶をする朝5時半頃。その挨拶に答えるように起きる。

お天気の時間になり、天気予報が流れていると、ポロロン〜♪と音がなる。その音とともに、カウントダウンとグーチョキパーの表示でリモコンで好きな色を選択してね！と表示される。

（画像：めざましテレビのウェブサイトより）

「めざましじゃんけんの時間だ」カウントダウンに煽られ、急いでリモコンの色ボタンを押す。

毎日4回参加でき、週に100ポイント貯めると景品が応募できるめざましじゃんけん。実家にいる頃からじゃんけん参加は習慣の一つになっているので家にいる限り毎日参戦。

「今週はコンビニスイーツか・・」

半年前からポイントを貯めて応募し始めてみてはいるけれど、
まだ一度も当たった試しがないのでいつものように特に何も期待もせず、じゃんけんに一応参戦。

今回は毎日2回以上じゃんけんをすれば勝ち負け関わらずに応募ができ、その場でロールケーキ１個分のあたり外れがわかる。

キーワードを入れ、簡単な個人情報を入力し、送信。

『あたり〜！』


スマホの画面に目覚ましくんと「あたり」の文字が表示された。

初めて当たったのはスイーツだったけど、この経験から本当に景品は当たるのだと、かすかな望みが生まれた。

＊＊＊

限られた文字数に想いを埋め尽くす

2月最初の月曜日。

「今週は、『羽田・ウィーン往復券と商品券10万円』が
抽選で1組２名様に当たります！」

ん？

いつものお菓子詰め合わせやコーヒー券とは違って今週はとんでもなく豪華ではないですか！

今週は絶対応募したい！と意気込む。

全てのじゃんけんに参戦し、驚くほどあっさりと１００ポイントゲット。

いつもと同じようにホームページへ飛び、氏名などの個人情報とキーワードを入力。

そして最後にある、自由にコメントを入れる欄。

普段は「めざましテレビ毎日見てます！毎日明るくスタートできます！」
と短く簡単にコメントをしているけれど、

今回はちゃんと書こうかな。

・将来の夢
・なぜ私が旅行に行きたいのか
・旅行先でどのようなことがしたいか

文字制限ぴったり書いてみた。

ポチッと送信。どうなるかな〜

＊＊＊

抽選結果

何気ない毎日を過ごしている中、
すっかりこの景品のことは忘れていた数週間後。

ピンポーン・

ある日、家のインターホンが鳴る。

荷物頼んでたっけ？と思いつつも返事をする。

名前を確認され、サインをし、「こちらですー！」元気のいいお兄さんに手渡されたのはB4サイズほどの茶封筒。

何だろう？

床に座り、ぺりぺりと封筒を破り、机の上に中身をだす。

入っていたのは、

・レターサイズの白い封筒
・横長の箱
・クリアファイル（中に２枚の紙）

まず手に取った白い封筒には「目録」という文字が。

目録...？？
何がなんだかわからないぞ、と思いながらも封筒の中を開けてみる。

Prize

CONTENTS
ANA国際線　羽田・ウィーン線
エコノミークラス　ペア（2名様）往復航空券

VALIDITY
2020年1月31日ご搭乗まで
・
・

ええええええ本当に？！航空券？！？！うわお！！
（びっくりすると単語が出てこなくなるし、本当に目が飛び出そう。）

驚きでちょっと手が震え、頭にも血が上り、じんわりと汗が。。
一旦立ち上がる。少し考えようとしても頭の上に「？」がたくさん。

あ、めざましじゃんけん！？やっと気がつく。

薄い箱の中身はなんだろう？とおもむろに開けると中には商品券が。

おおおおお！

・・・って待てよ、これを使って航空券買うってことなのかな？

まだ状況が把握できていない上に混乱し始める。

そういえばクリアファイルの中の紙に何か書いてあるかも。

１枚目にはANAからの航空券の取得方法が書かれていた。
驚きすぎていて内容が全く頭に入ってこないけどこれは本当に航空券当たったのかも。

２枚目にはめざましじゃんけんからのメッセージが。

　　　　　　　　　　　　抽選結果のお知らせ

2019年2月4日週の（中略）プレゼントへのご応募誠にありがとうございます。
厳選な抽選の結果、貴殿に
「ANA　羽田-ウィーン線往復航空券＆方品券10万円分」
が、ご当選されました。誠におめでとうございます。

（省略）

これからも、「めざましテレビ」は、皆様に愛される番組を放送して参りますのでご愛顧よろしくお願いいたします。

こちらこそありがとうございます！！！と心の中で叫ぶ私。

商品券はおまけについてくるなんてこんな贅沢していいのかしら？！

いてもたってもいられずに家族や友人に知らせる 。

「待てよ、これ夢じゃないよね？現実だよね？」
という実感のなさからくる困惑と
「当たったああ！」
と嬉しい感情でしばらくは興奮が治まりませんでした。

ちなみに、普段は数週間後の月曜日、番組後半で当選者発表があるので、見ていればそこで自分の名前が呼ばれて初めて気づき、景品が届くという順番になります。たまたま私はその瞬間を見逃していたみたいなので、
突然家に届く運びとなりました。

・・・・・＊・・・＊・・・＊・・・・・

当初は当たりたい一心で熱意を伝えたものの、当選確率はかなり低いだろうと正直あまり期待をしていませんでした。

そんな私に突如訪れたこのハッピーなお知らせはしばらく、数週間、毎日目録を眺めてはワクワクしていました。

めざましテレビの担当の方々は私の人生の中でもとても貴重な思い出を作る後押しをしてくださいました。（感謝）

どんなに景品が大きくても小さくても、いつもと違ったこのようなサプライズには普段の生活に少しウキウキした気分になりますね。

最後に

「どうせ無理」と思ったことでも、少しの可能性があるなら、やってみるのがいいと改めて感じました。

この当選を機に、ヨーロッパ１２ヶ国３６都市周遊計画を始めることになります。

続きはこちら↓

2020年12が某日の追記：この当選をきっかけにヨーロッパを周遊し、様々な人や景色に魅了され、価値観が変わりました。
最終的には予定していた就職先も変えるなど見事に人生が変化しました。
ひょんな出来事から人生は想像もつかない変化が訪れるのだなと今では思います。