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鎌倉殿の13人『第15回 足固めの儀式』感想

上総介広常〜!

もう今回はこの人に尽きるんじゃないでしょうか?見入ってしまったし、悲しかった。
まさか殺されるなんて一ミリも疑ってなく、頼朝を心から信じて応援して、分からない?どうして?無念?の表情…。
義時も絶対なりませぬと大反対しながらも止められない、ならない、助けたい、でもできない表情…。どう書いても自分の感想が薄っぺらく感じます😅

司馬遼太郎さんの『義経』では広常はもっと態度が大きく、頼朝、北条氏に対してだいぶ目の上のたんこぶになっていたような書き方です。

─佐どの(頼朝)のこんにちは、この広常の指一本でできたのだ。忘れてもらうまい。
と広言し、頼朝やその妻の実家北条氏に対しても横柄になった。頼朝も北条時政も、広常の存在が大きくなってゆくことに不安を感じた。そのとき、うわさが流れた。
─広常は、謀反をくわだてているらしいということであった。風聞はおそらく北条氏が創作し、それを頼朝の耳に事実めかしく吹き込み、かれの決断をうながそうとしたのであろう。

義経


ドラマとはだいぶ違います。上総介が大軍を率いて頼朝に加勢し、そのおかげで頼朝が今の地位を築けた。そして力を持ちすぎたから景時に命じ、殺させた。この事実はどちらも同じですが、上総介がドラマのような人だったのか、はたまた本のようにだいぶ横柄になっていたのか。
それは分からない。
でも今回の頼朝の行いは、ネット上でも今後のドラマの御家人たちの間でも支持を失っていくようですね😏
誰を主役にするかで随分話がかわるのでしょうが、大河ドラマの上総介の人気は爆上がりです。頼朝に勝算はないように思いますが、大泉さんはドラマから出たら高感度高いので大丈夫😆

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