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人前で「女を出せない」病を克服したい



「女を出す」という表現が正しいか分からないし、フェミニストから怒られてしまいそうだけど、私は人前で女性的に振る舞うことが極端に苦手である。

例えば、男ウケの良さそうな、胸が見えそうな服は着れない。
合コンのときに、仲のいい友達がいたら、猫を被れない。
友達に、失恋した話やネタは話せても、幸せな恋愛や、惚気話はできない。

その上、わざとガサツさや、毒舌さや、自虐をアピールしてしまったりする。


ラブ★コン的に言うと「精神的乳」丸出しで生きていきたいのだが、

私の「精神的乳」は、とんでもなく硬い「精神的ブラジャー」が何重にも覆いかぶさっているようだ。




積極的に自分の友人や家族に恋人を紹介したい、友人が結構な数いる。

陽キャになればなるほど、自分のコミュニティの中に彼氏を呼ぶカルチャーがあるようだ。

陰キャ丸出しの私にとっては全く信じられないことである。


私は、今まで歴代の彼氏を友人や家族に自ら紹介したことが無い。

これもまた「女を出せない」問題が起因だ。


つまり、私は、自分の外面を知っている人に、女性的な面を1ミリも漏らしたくない。

恋をして浮かれている気持ち悪い自分を、彼氏以外に見られたくない。


合コンでも、女友達と仲が良ければ良いほど、猫を被ることができず、

女友達から「場を盛り上げてもらって申し訳ない」的な発言をされることが多い。


最近まで、そんな自分について、

「ま、しようがないよね、女出すの苦手だし」と諦め半分だったのだが。




時は2013年に遡る。

東京オリンピックが決まった日。

「TOKYO」を聞いた私は、2020年の自分が「独り身街道突っ走り芸人」になってるとは思わなかった。

結婚まではいかずとも、パートナーがいると思っていた。

こんな長らく精神的処女をこじらせるとも思っていなかったし、noteでマッチングアプリのレポ書いてるなんて思わなかった。

(書いてて悲しくなってきた)




「女を出す」ことに対しての後ろめたさを克服することなく、2021年を迎えた。

2020年から1年の開催の猶予があったにも関わらず、私は全く女性として成長ができていない。



そして、私は20代最後の年に片足を突っ込んでいる。

2021年の誕生日が来たら、私は29歳になる。


29歳になる前に、私はこの病を克服したい。

精神的乳丸出しでいきたい。
素直になりたい。


恥ずかしさから恋愛の失敗ネタや、自虐ネタを話してしまうのをやめたい。 
(Noteには書くけどな)







幸せな!惚気話を!友人にできるようになりたい!!!!!!


私は「これ彼ピに買ってもろた」レベルの惚気も誰にも言えねえ精神的ブラジャーガチガチの女である。

てかそもそも「彼氏の話題」を自分からできない、ベストピュアガール殿堂入りの女である。


ここまでくると、女出せない通り越して、過度な自意識過剰女説ある。



29歳になるまでに惚気られる、相手探したい。




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