誕生日記念提言!『新たなRPGの概念を発明してみた!』

どうも。
2023年6月19日をもって、41歳になっちまいました。
小説は、書けてません。
いや、書く気が、ありません。
が、こんなこともあろうか、と思って、以下のようなアイデアを、皆さんに提言して、誕生日のけじめにしょうかな、と思い、はせ参じました。
過去にも私は、文学に関するインフラ『イマジナリー・ブック』なるシステムを発明したことがあり、――まぁ、黒歴史なので、ここではあまり語りますまい。
とにかく、今回は、ゲーム、とりわけ、RPGゲームに関する「発明」を「プレゼン」してみたい、と思っとります。
しかも、文学的な発想とミクスチャーして、というルールを守りながら、です。
そうでないと、僕が、こういう企てをする意義がないではないか、ではないか?
―㊟―
(このアイデアが、実際、ゲームとして面白いかどうか、は、別問題です。
多分、全然面白くない、です。)
 
 
 

ここを変えたら? RPGの概念
①編集「チョイス」システム


 
いや、それはもう、YouTubeの編集をゲーム化しろ、ってことじゃん、一周回ってRPGツクールになってるじゃん、というツッコミ、分かります。
分かりますよ?
でもね、僕は、ff12で用いられていたガンビットというシステムと出会った時、
「ああ、なるほど。これからのゲームは、プレイヤーが、自由に『チョイス』(選んでいく)時代なんだ!」
と思ったんです。
そして、それをもっと、文学的に拡張していく先に、RPGとしての、一つの可能性があるんじゃないか、と思ったのです。
じゃあ、「チョイス」(編集)システムってどういうことか、というと、例えば、以下のような絵図の流れがある、としましょう。
 

 




 

 
 
どうでしょうか。
以上のような、4カットの「シーン」によって、ゲームの「バトルの構成」or「ストーリーの構成」を、並べ替えることが出来る、としましょう。
そして、このコマンド行為を、「チョイス」と呼ぶことにしましょう、仮に。
そうすると、まぁ、人それぞれ、様々なパターンの「物語」が考えられるよね、って思うわけですよ。
例えば、以下のような、パターン。
 
①「凄腕の侍の勝利」(基本パターン)編

 



 


 



 
 
――こうして、コマンド【チョイス】で、「並べ替え」てみると、
侍の人が居合いの達人のように見えやしないだろうかっ!
っていうね。
 
あるいは、こんなパターン。
 
「斬っても斬っても斬れない無敵の紙の勝利」編
 

 


 


 


 



 


 


 


 
こう「並べ替え」てみると、
斬っても斬っても復元する紙の無敵さ、と、最後の侍のカットで、「……なんだ、この紙」とぼやいていそうな、滑稽な悲壮感が漂う、シーンに見えないだろうかっ!
 
とかね。
 
つまり、コマンド「チョイス」(編集)次第では、
〈一枚の紙に侍が負ける〉
というバトルシーンの「結末」をプレイヤーがそれぞれ勝手に作れる、というわけです。
 

ここを変えたらどう? RPGの概念
②パラディグム軸とサンタグム軸


 
……いやぁ、なんでしょう、最近、モチベーションが低いので、こうして、皆さんに説明するのも、疲れを感じてきました…。
こういうプレゼンの説明なども、「チョイス」で、「カット」したいところだ。
――なんてね?
 
でまぁ、いきなり、タイトルから難しい用語たちが目に入ってきて、嫌になってきているでしょう、皆さん。
分かりますよ。
「え? なに? パラディグム軸とサンタグム軸って? 難しそうだから、やめて。学者気取りも、ダサいし」
そう思われたかもしれませんけど、まぁ、でも、この概念は、そんなに難しいことではないんですよ、実は。
それに!
あくまで、文学者としてRPGゲームのアイデアを出さなければ、という、そこの整合性を取る必要があるので、そこらへんは、うん、すいません、ご理解して頂ければ。
 
――でね。
「パラディグム軸」って言うのはね、下の図の通り、【主語】「スライム」「雑魚」などの文章の公式の『縦の列』のことで、
「サンタグム軸」って言うのはね、【主語】「スライム」→【助詞】「は」などの文章の公式の『横の列』のことを指す言葉なんです。
 
スライム /は /雑魚 /だが /ラスボスより /ネットで人気がある

雑魚 /が /相手/だが/スライムの方が/坂グループのアイドルだ

主人公 /は /強い /だからこそ /ラスボスより/文春砲に狙われやすい
 
 
 
こういう大喜利的なやりとりを、オンライン上で、他プレイヤーと通じて、戦わせていく、という、お笑いに振り切れた、RPG。
で、この「大喜利」勝負の行く末は、――オンラインの他のプレイヤーたちの相対評価で決める、というのは、どうでしょうか。
僕は、ff14とか、そういうオンラインゲームやらないので分からないんで、Twitterの例えを出しますけど、
「いいね」の数が多かったり。
「リツイート」量が多かったり。
「コメント量」が多かったり。
その総合値で、勝負を決める、と。
で、ゲームスタート前の標準装備としては、それこそ、ガンビットじゃないですけど、
・基本の日本語分列on
・会話文on
・ツッコミ「~だろ」「~じゃん」on
・時事ネタon
ぐらいは、そろえておくと。
で、フォロワーからの審査のポイントが一定数達すると、さらなるガンビット、例えば、
・倒置法on
・()文on
などが加わる、みたいな。
例えば、以下の、僕が作った、時事ネタも含めた、RPGストーリーを作れる、と。
【あらすじ】
勇者は、母の一言で目覚める。村長さんの家へ行く。自警団に入り、魔物討伐の任を受ける。旅立つ前に、ほのかな恋心を抱く幼馴染の女の子と別れの挨拶。出発前の部隊の上司の大号令。そこに、これから勇者とライバルになりそうな、ジョーカー的なキャラが現れる。上司を銃で撃つ。不穏な空気の中、いざ戦場へ…。
 
 
 
 
母 /は /勇者/ に/ 『起きなさい』 /と/ 言った
『目の前に敵が現れた!』
私 /は /あなたの/ 母親よ!
 
村長さん /が/ 『貴方に話がある』 /と/ 仰っていたから /村長さんの家に行って来なさい
『二人で会う、てのもなぁ』
中田敦彦/じゃないんだから!
村長 /ボッコボコ (注意)サジェスト≒ひとかたまり
サジェスト!
村長/ボッコボコ/墓石蹴り上げる
サジェスト!(注)お笑いでいう「天丼」をやると、ガンビット「・倒置法get」とか「・省略get.」とかでもいいかも。

よく来たな/勇者よ
『逃げられない!』
村長 /から /退いてもらっても /いいですかね?
もう /止めなさい /敦ちゃんネタは!
お主は /村の自警団と共に /魔物退治へ /行ってもうう
選別として /500gと /ポーション10個を /やろう
え? /いいんですか? /ポーションって /所持すると /逮捕ですよね?
瑛大の弟か!
とにかく /クリアすれば /いいんですよね /その闇バイトを
闇バイトと /一緒に /すんな!

本当に /私を置いて /行くのね?
そんなに /気落ちすんな /戦地で /交換日記 /書くから
絶対/無事に /帰ってきてね /周作 /あなたのことが大好きです
会ってくれて/合ってくれて/くっついてくれて/入ってくれて/泣かせてくれて
…。/よく分かった/皆まで言うと/名残惜しくなるだろ?
【広末っぽい幼馴染の彼女への素敵な捨て台詞を教えて下さい】
(注)大喜利のお題を出す、という返しもあり。
〈コシ最高/ゲテモノたちの/一つ星〉
【『逃げられない!』】
(もっといい答え出せ)
〈帰ったら/majiで/かますよ/Mk5♡〉

このミッションは/命がけだ/死ぬ覚悟は/出来ているんだろうな?
確かに/かけ子も/死ぬ可能性/ありますもんね
闇バイトじゃない!/それよりなんだ/上官に対する/その舐めた口の聞き方は!
(次の瞬間、銃声)
なんで撃った!?
『邪魔だったから』
あと/三等さんにも/死ぬ覚悟/あるのか/知りたかったんで

【味方を撃ってしまった候補生を、弁護して下さい】
これは /単なる/――スポーツイベントです
 
みたいなね。
 

ここを変えたらどう? RPGの概念
③これまでの冒険の記録を「教える」。


……はぁ、疲れますね。
こうして、人に「メッセージ」を「教える」ということは、大変、疲れることです。
「話す」ことと、「教える」ことは、根本的に、全く違いますものね。
これは、幼児とのコミュニケーションを考えてみればすぐ分かることでしょう。
例えば、
幼児「『経験値』ってなに?」
と問われたとき、
僕らは、
「えっと、それはね、…」
と、一つの困難にぶち当たってしまうことに気づきます。
「教えること」

「話すこと」
は、ああ、本当に、天と地ほど、違います。
 
なぜなら、「幼児」は、「おもちゃ」を「食べ物」だと思って、「口にいれよう」としてしまう。
 
これをニーチェの用語で、「根本誤謬」といいます。
 
人間は、「真理」を「間違えて」「掴んで」しまう生き物です。
 
このゲームの例えで言えば、「経験値」という言葉を、「食べ物の一種かな?」と受け取ってしまうかもしれない。
 
何が言いたいか、と言うと、RPGに限らず、ゲームのプレイヤー側にとって、足りていないことは、
完璧な冒険の書を作る
ことではなく、
自分が作った完璧な冒険の書を他者へ教える
ことなのだ、と思います。
そのときこそ、その人は、真の意味で、そのゲームを「パーフェクト」に「クリア」する瞬間を体験するのではないでしょうか。
 
ゆえに、私が最後に言うべきことは、――ここまでの、過程、アイデアを、出し合ったりしていく、過程自体を、RPGゲームにしていくのもまた、一興では?
 
ってということです!
ダメ?
ダメっすかね?
オチてませんよね? これじゃ。
 
でも、まぁ、許して下さい、こんなもんで。
ハッピーバースデー!
 
PS.
Ff16、楽しみにしてます!

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