マガジン

  • 君の中の「君」へ

    君の中の「君」へ宛てた手紙です。

最近の記事

金歯の左翼、銀歯のリベラル

安部公房と三島由紀夫の対談「二十世紀の文学」を読んで、いや、本当に、僕もそう思いました。僕の方こそ、この対談についての対談ができて、君に感謝です。 こんな文学的対談は昨今、自慢するわけではないが、どこにもないよ。三島コーボーに感謝だね。 しかし、たいしたものだね、この、なんといふか、二人の言葉の濃度の高さ、凝縮、密度、なんと言ってもいいが。要するにエッセンスだけがある。 やはり、物を徹底的に考へ抜いて生きてゐる人間の世界の言葉だね。我々の対談ですら、それが巻末の三島コー

有料
100
    • 金歯左翼、銀歯リベラル

      安部公房と三島由紀夫の対談「二十世紀の文学」を読んで、いや、本当に、僕もそう思いました。僕の方こそ、この対談についての対談ができて、君に感謝です。 こんな文学的対談は昨今、自慢するわけではないが、どこにもないよ。三島コーボーに感謝だね。 しかし、たいしたものだね、この、なんといふか、二人の言葉の濃度の高さ、凝縮、密度、なんと言ってもいいが。要するにエッセンスだけがある。 やはり、物を徹底的に考へ抜いて生きてゐる人間の世界の言葉だね。我々の対談ですら、それが巻末の三島コー

      有料
      100

    金歯の左翼、銀歯のリベラル

    マガジン

    • 君の中の「君」へ
      0本
      ¥100