【週末1on1気付き日記】正義の反対はもう一つの正義

部下の扱いに困っている上司の方との1on1。その部下の人はとても仕事ができるが、相手に対する攻撃性が強く、周囲がどんどん傷んでいくとのこと。

仕事ができてその部下の個力には頼れるけど、周囲が病んでしまったり辞めてしまったりと、バタバタと倒れていくので、結果としては貢献度が低い。でも本人は「私はこんなに頑張ってるのに!評価してくれない」という。じゃあ辞めれば良いのに、組織にいることには依存している。だからと言って、上司として「辞めれば?」とは立場上、口が裂けても言えない。。

そういう部下に対して腫れ物に触るような扱いをして悪循環。上司としてどうすれば良いのかと悩みストレスが溜まる…。多くの組織である話だと思いますし、とても根本解決が難しいケースだと感じました。

1on1は相談者がその問題の解決の糸口に自ら気づいてもらうものであり、私が解決しにいくのでは無いことが一般的ですが、一緒にどうしていくべきかを探索することは問題ない、むしろずっと悩みのループから出てもらうたまには必要なことだ思っています。

結果的に、相談者の方はその部下がなんでここまで組織を荒らしてまで自分の存在を鼓舞したがるのか、ここが自分の正義から考えると理解できない、ということでした。

「正義」の反対は「悪」、と言いたくなりますが、「正義」の反対は「もう一つの正義」

その部下の方にとっての正義がなんなのかを考えて、相互に理解ができると歩み寄れるかも。というお話になり、少し視界が開けたようでした。

今日は以上です。

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