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【Mom Garden Story Vol.9】妊活の前に「産後の過ごし方」を夫と相談 家族3人で滞在し、一緒に育児をスタート

「マームガーデン葉山」をご利用された方にお話を伺う【Mom Garden Story】。9回目は、ご家族で滞在されたM.Dさんです。妊活前から「産後の過ごし方」についてパートナーと話し合い、最善の策としてマームガーデンを選択した話をお聞きしました。

Profile:
東京都在住 M.Dさん(30代)
夫、第一子との3人家族
滞在期間:2022年8月(8泊)滞在

妊娠を考えたタイミングで「産後」を夫と相談

私も夫も30代半ばで、周囲には既に子どもが生まれた友人が何人もいました。友人たちからは「産後は睡眠不足が辛い」「夫婦ともに疲れて関係が悪化することもある」と聞いていたため、妊活を始める前に夫と「産後の過ごし方」について話し合いました。
私は里帰り出産せずに夫とふたりで育児を始めたいこと、育児は夫婦で同等に行いたいことなどを伝え、夫がどのくらい手伝えるか、一つずつ洗い出していきました。夫は育児に積極的に関わりたいという認識で、お互いの考えを揃えてから本格的に妊活を開始しました。

「日本にも産後ケアホテルがあるよ」と夫が提案

幸いにして新たな命を授かることができ、産後のことが現実味を帯びてきました。出産に向けてふたりで準備を進める中、産後の睡眠不足はふたりだけでは乗り切れそうにないことが懸念点でした。
中国や韓国、台湾などによくある「産後ケア施設」を知っていた夫は、「日本にもそういった施設はないのか」と検索。そこでヒットしたのが、マームガーデンだったそうです。夫は早速私に「産後ケアホテルに滞在する」ことを提案してくれました。
お互いの実家に頼るという選択肢もあったのですが、私の親に頼り切りになってしまいがちで、私の負担が増えることを夫は危惧していたようです。
私はそれまで「産後ケアホテル」という存在自体を知りませんでしたが、ホームページを見て、「24時間赤ちゃんを見てもらえる」「助産師に相談できる」という所に安心感を覚えました。「アメニティや部屋着が揃っている」ため、事前準備や滞在中の洗濯などが必要ないというのも魅力でした。
ただ、「ふたりで育児を始めるのに、私だけが産後ケア施設に入るのは違うかな」と感じたため、「夫婦ふたりで滞在するのなら」と夫に相談しました。そこで家族で滞在することを前提に予算を検討し、8泊予約することにしました。

予定日の早朝に陣痛開始。緊急帝王切開で出産

出産は無痛分娩を予定していたのですが、出産&入院予定日の早朝に陣痛が始まって大慌て。夫も立ち会う予定だったので一緒に産院へ向かい、硬膜外麻酔の処置を受けました。しかし途中で赤ちゃんの頭が骨盤を通ることができず、急きょ緊急帝王切開をすることに。私は気持ちの準備ができなくて何度か待ってもらい、やっとの思いで手術台へ。まもなく無事に男の子を出産しました。帝王切開のため入院は7日の予定でしたが、体調に問題がなかったこともあり、一日早めて産後6日で退院しました。

退院時は満室で自宅に帰宅。夜泣きが始まり困惑

予定では産院からマームガーデンに直行するつもりでしたが、あいにくその日はホテルが満室で、滞在は産後20日後からになりました。
産院から自宅に帰ったとたん、夫婦ふたりでの育児が待ったなしにスタート。私は帰宅後の1週間は寝て過ごしていたので、夫がリモートワークをしながら家事全般を担ってくれました。授乳と搾乳以外は何でもしてくれて、まさに夫に頼りっきりでした。
産後2週間くらい経った頃、マームガーデンに行く少し前くらいから、急に息子の夜泣きが始まりました。夜は30分置きに起き、ミルクを飲まないという悪循環で、夫婦共々疲労困憊。すぐに多くの人から聞いていた「睡眠不足」状態に陥りました。

睡眠不足が辛い時期にマームガーデンに滞在

夫婦ともに眠りの浅い日々が続き、「やっとマームガーデンに行ける」という思いで、当日は家族3人葉山まで車で向かいました。睡眠不足が辛い時期に滞在できたので、満室で滞在時期がずれたのはむしろ私たちには好都合でした。
初めて訪れたマームガーデンは、ロビーから海が見えて落ち着ける場所でした。滞在している人数も多からず少なからず、適度に距離感が保てる感じが安心でした。

夕方から預けてしっかり睡眠を取り、朝食後にお迎え

ロビーでリラックスタイム

マームガーデンに滞在中は、目下の問題だった睡眠不足を解消できたのが大きかったです。昼間は授乳や沐浴、寝相アートを撮ったりして、息子中心の時間を満喫。夕方6時からはベビールームに預けて、夫婦でゆっくりと食事を取り、毎晩8時間しっかりと睡眠を取りました。それまで小刻みにしか寝られなかったので、「8時間寝られるってどんなに幸せなことか!」とふたりでその貴重さを実感しました。
次の日は朝食を取ってから息子を迎えに行き、また日中は子どもとの時間を楽しむというサイクルで、まさに「ゆっくりママになる」「ゆっくりパパになる」時間を過ごせたのがよかったですね。

赤ちゃんのお世話をしつつ、交代で仕事も

パパに抱っこされてすやすや眠る赤ちゃん

夫は育休を取らずリモートワークだったので、日中はラウンジで仕事をしていました。私はその間子どもと過ごしていた他、空き時間には育児書を読んだり、足湯を楽しんだりしてリラックス。お風呂に入れない代わりに、岩盤浴やハーブテントで汗を流せたのも気持ちよかったです。
夕方からは私が長年続けている副業を自室で行うため、赤ちゃんのお世話を夫にバトンタッチ。マームガーデンに滞在することで、お互いの仕事を完全にストップせずにいられたのもとても助かりました。

助産師さんとのやり取りで不安を解消

特に大きな心配事があったわけではなかったのですが、ベビールームで助産師さんにお世話の仕方などを気軽に質問したり、アドバイスをもらったりできたのはとても心強かったです。私は服薬のため母乳をストップする必要があり、そのタイミングについても相談させてもらいました。自宅で夫婦ふたりだけで赤ちゃんのお世話をしていると、専門家に気軽に聞く機会が無いので、産後ケアホテルは安心感が違いますね。

マームガーデンは里帰りよりも落ち着ける場所

産院の医師からは「里帰りして実家で過ごす時間が長いと、お父さんとお母さんの育児の差が広がってしまう」と言われ、マームガーデンに滞在することを伝えると、「とてもよい選択だ」と太鼓判を押されました。結果として夫や私の実家双方に負担を掛けることなく、夫婦ふたりで育児を始められたのがよかったです。
友人からは実家といえども気を使ったり、育児の仕方が違ったりして、思ったほど落ち着けなかったという話も聞いたので、マームガーデンの方が里帰りよりもゆっくりとリラックスできるのではないかなと思います。

滞在後は夜泣きが改善。体調も順調に回復

マームガーデンから自宅に戻ると、あんなに夜泣きがひどかった息子は夜中にすやすやと眠るようになっていました。夫婦で顔を見合わせて、「マームガーデンで、どんな魔法にかかったんだろう?」と不思議に思うほど。息子もマームガーデンでプロのケアを受けたことで、生活のリズムを掴めたのかもしれません。おかげで私も泣き声を聞いて焦ることが無くなり、余裕を持って育児ができるようになりました。
体調の方も、マームガーデンでしっかり睡眠が取れたことで、順調に回復。保育園に入れれば、今春から育休復帰する予定です。
もしマームガーデンに滞在しなかったら、心身ともにこんなに早く回復できなかったかもしれません。1週間強の滞在でしたが、私たち夫婦にとってはふたりで一緒に育児のスタートを切るための大事な休息になりました。これから出産を迎える方は、ぜひご夫婦での滞在をお勧めしたいですね。

さいごに

ご夫婦で支え合い育児をスタートされたM.Dさま。「ふたりで育児を始めるのに、私だけが産後ケア施設に入るのは違うかな」と感じたというM.Dさまのコメントが印象的でした。ご夫婦でご利用いただき滞在期間中も交代それぞれのお時間を過ごされたり、充実してお過ごしいただけ嬉しく思います。ご帰宅後、夜泣きも改善されたエピソードも安心いたしました^^
この度は、インタビューのご協力ありがとうございました!

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