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CC2024展望〜Bブロック編

CC2024展望シリーズ。今回はBブロック編です。Aブロックについてはこちらから!

それではBブロック行きます!



安齊勇馬(2年連続2度目の出場/現三冠王者)

「約束のその先へ!」。3.30大田区での衝撃的な三冠戴冠からはや数日。あのときのダメージを労る時間もなく、CC2024へ突入する安齊。ゼンニチ新時代の幕開けを宣言しましたが、「俺が王者として新時代の旗手になる」とするために。CC2024で無様な結果を残すわけにはまいりません。大型選手の揃う過酷なリーグ戦ですが、ここでCC2024をとるからこそ「大田区での勝利がフロックではなかった」と証明できるはずです。三冠ベルト奪還というファンとの約束を果たした安齊。次はその約束の先にある景色を見せる時です!


注目カード(4.24品川:諏訪魔戦)
諏訪魔が安齊をスカウトしたこと。それは全日本プロレスの歴史が変わるきっかけになりました。そして安齊もそのことに対して恩義を感じています。安齊が諏訪魔に恩を返すとしたら?完璧な形で諏訪魔を下すことでしょう!なるか野生動物諏訪魔斬り!


諏訪魔(8年連続19度目の出場/2008年優勝)

「新時代?まだまだ全日本プロレスは俺だよ!」。安齊達の台頭は専務諏訪間幸平としては喜ばしいことでしょう。若手が独り立ちしつつあるのは団体の基礎固めがなされていることでもあります。しかし「レスラー諏訪魔としては?」。ここは「なにくそ!」という感情を持っていてほしい!全日本プロレスの強さを支えていた諏訪魔がこのままひっそりと晩年の着地点を探すようではいかん。諏訪魔は強くて分厚い壁であってほしいんだ!CC2024では徹底的に大暴れしてほしいです。

注目カード(4.28名古屋:鈴木秀樹戦)
バカバカ対決アゲイン。バカバカコンビのパートナーである鈴木秀樹。今年の2月は大迫力の試合から諏訪魔が制しました。しかし鈴木は同じように下せる相手ではありません。日本の中心名古屋でバカを叫ぶのはどっちだ!


斉藤ジュン(2年連続2度目の出場/現世界タッグ王者)
斉藤レイ(2年連続2度目の出場/現世界タッグ王者)

「俺達は二人で一人の斉藤ブラザーズだ!」。3.30大田区で首魁TARUから突然発表されたVMの全日本プロレスプロレスからの撤退(not解散)。それによりジュンもレイもVMから離れ、自分たち自身でレスラー人生を歩むこととなりました。昨年からタッグチームとして名を馳せた両者ですが、この機会に新しい魅力も打ち出さねばなりません。CC2024はその絶好の機会。弟のレイはすでにDDTのD王GPでその存在感を示しており、リーグ戦では兄よりも一歩リードか?いやいやいやいや。「兄に勝てる弟など存在しない!」との言葉通りに。直近の直接対決ではジュンが勝利。更にレイの負傷で得た三冠戦でも、あの中嶋勝彦の打撃をグラつかずに受け切るなど。兄も負けてはいません。お互いにCC2024シングルプレーヤーとしても結果を出して。「斉藤ブラザーズが盛り上げたCC2024だった!」と言わせてほしい!

注目カード(5.3仙台:斉藤ブラザーズ兄弟対決)
2人の注目カードはこれしかないでしょう。地元宮城で行われる兄弟対決。デカさとデカさのぶつかり合いのというナチュラルな迫力。さらに強烈なキャラクター。内容もさることながら、ここはぜひとも「満員御礼の仙台大会」にしてほしい!2人にはその可能性があるぞ!


本田竜輝(3年連続3度目の出場)

「1.2.3.4!頂点まであとカウント1だ!」。23年の王道トーナメントで決勝進出したのは本田でした。あそこで勝っていれば当時の三冠王者青柳に挑戦を果たし。もしかすると勢いのまま「三冠王者誕生」とあいなったかもしれません。もちろん時計の針を戻すことはできません。ニューピリオドのパートナーである安齊に先を越されることとなった状況。そこにはきっと本田なりの悔しさもあるでしょう。ベルト戴冠という意味では安齊よりも斉藤ブラザーズよりも先を越していたのは本田でした。それだけに本田には「新時代?俺を差し置いて言う言葉じゃねえぞ!」とパワフルに戦い、頂点へ残された残り1カウントを得てほしい!(反則負けはいかん)。

注目カード(4.21幕張:安齊勇馬戦)
タッグを組むニューピリオドの同門対決。それだけではなく本田にとって安齊は「年上の後輩」という状況であり。同世代でありつつもキャリアで勝る本田にとっては「三冠王者だろうが」負けられるか!という試合でしょう。2人のバチバチした熱い戦いで幕張の海を沸騰させてほしい!


鈴木秀樹(初出場)※フリー選手

「捻くれ者の戦い方」。諏訪魔とのバカバカタッグが全日本プロレスの明るく楽しい試合とマッチし。試合を重ねるごとにオールジャパニーズからの人気もじわじわと上昇した鈴木。諏訪魔との舌戦?(仲良し?)で見せる当意即妙さはコメントだけではなく、試合でもしっかり発揮しています。個人的には「下の世代を徹底的に潰す鈴木秀樹の試合」が好みなので、ゼンニチ新時代に名を連ねる多くの選手がいるBブロックで。彼のそうした試合をたくさん見たいです。タッグで実績を出し、そろそろ全日本プロレスでもシングルん勲章を得たいはず。CC2024制覇から一気に三冠戦線へ殴り込め!

注目カード(5.4三条:安齊勇馬戦)
若手との試合が面白い鈴木だけに、三冠王者安齊とのシングルは一番の見ものです。重厚な打撃もテクニカルな寝技も。その全てをもって王者安齊を叩き潰すか?それとも安齊が全てを耐えるか?リーグ最終戦だけにBブロック覇者が決まる試合になるやもしれません。


ハートリー・ジャクソン(初出場)※フリー選手

「熱血コーチのキャリアとパワーは伊達じゃない!」。ある意味でサプライズ参戦でもあったハートリー・ジャクソン。年始から所属選手が減っている全日本プロレスにとって、サイズのある外国人選手の参戦は願ってもない。というかピンズドのものではあります。コロナ禍で外国人選手との対戦経験を積みづらかった20年以降の入門組にとっては。キャリアもあって何でも受け止められるハートリー・ジャクソンのような選手との試合はとても大事になります。もちろんハートリー・ジャクソンとしては「俺は踏み台じゃないぞ!」という意識でしょう。そうしたバチバチしたハートをもっているからこそCC2024でのカードが面白くなるというものです。

注目カード(5.3仙台:本田竜輝戦)
大型選手の揃うBブロックのなかではハートリー・ジャクソンであっても「自身より大きい選手」が多くいます。もちろんサイズで全てが決まるわけではありませんが、自分より小さい選手に取りこぼしはしたくないでしょう。一方で本田の激しい突撃もハートリー・ジャクソンのようなベテランが受けると活きる部分もあります。お互いの良さが良い意味で化学反応を起こしそう匂いがプンプンしますね!


ロード・クルー(初出場)※フリー選手

「全てが謎の隠し玉リアルエックス」。身長体重全てが謎。インターネットでウガンダの情報が即座に日本に発信される令和のプロレス界では中々聞かれない言葉です。実際に調べてみれば情報はあるのでしょうが、ここはその流れに乗って。一切の前情報無しで臨むのはいかがでしょうか?「あれ?こんなんじゃない…」となるのか?それとも「すげー!こんな選手まだいたんか!」となるのか?若干ギャンブル的要素があるのもまたリーグ戦の面白さにつながるでしょう。番狂わせの引き金を引くのか?それとも更に上に行くのか?

注目カード(4.18後楽園:本田竜輝戦)
リアルエックスとしてはやはり何より大事なのが開幕戦でしょう。ここでインパクトを残さずしていつ残す!とはいえ本田からすれば「てめえの踏み台になってたまるか!」という気持ちでしょう。サプライズは起こるのか?


以上Bブロック展望でした!

ちなみにぼくの優勝決定戦予想は「Aブロック=デイビーボーイ・スミスJr」「Bブロック=諏訪魔」からのデイビーボーイ・スミスJrの優勝です。みんなで見よう!みんなで楽しもう!ビバCC2024!







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