見出し画像

おっさんずラブ-リターンズ-第5話を観た話

もう第5話が放送されました。
毎週言っていますが、時の流れが早すぎます。
私は毎週TVerでリアタイしているのですが、ドラマの終わりが0時15分のはずなのに、なぜか気がつくと時計は1時を示しているんです。
そう、余韻に浸っているうちに45分が過ぎてしまうんです。
それに放送中にふと時計を見るとドラマが始まって10分しか経っていないと思っていても40分くらい経っていることがほとんどなんです。
ドラマを観ている時間以外ももっと早く、そしてドラマを観ている時間こそもっとゆっくりと流れてほしいものです。

やっと第5話の感想に入りますが、今回は印象に残ったシーンの感想を人物ごとに書いていければいいなと思います。

まず触れたいのは菊様のことです。
前回の感想では触れ忘れてしまったのですが、今回放送された第5話では菊様の切なさが伝わってきました。
成績も秋斗に追いつけなくて、好きな人も秋斗がもらっていってしまって…
そんな秋斗が居なくなって、やっと自分の番になったて思ったのに、和泉さんはずっと秋斗のことを想い続けていて、和泉さんと暮らしている家から出ていこうとしている菊様の気持ちを考えようとすると、本当に辛くなってきます。
辛いのをグッと堪えていつもニコニコと眩しいくらいの笑顔をキッチンカーから振りまいているのだと思うともう…
しかも、秋斗そっくりの春田さんのことが好きになったのかもと和泉さんが言うシーンなんて、菊様の既にボロボロになっているであろう心が粉々になってしまいそうで、早く幸せになってほしいと思いました。

そして和泉さんです。彼は罪な方ですね…秋斗だけでなく菊様も虜にしてしまうなんて…
しかもお隣さんという繋がりだけなのに自分もペンダントを無くしたことがあるから、一緒に探したほうが見つかる確率が…など理由をつけて牧の指輪探しを手伝ってくれるという優しさも持ち合わせているんです。
どうか彼にも幸せになってほしいと思っていたのですが、まさかの春田のことが好きなってしまったのかもしれない発言。
和泉さん…その恋は不幸に片足突っ込んでますよ…
あなたには本当に幸せになってほしいからこそ、春田じゃダメなんです。彼には絶対に離れられないパートナーがいるから、もう実らない恋確定なんです…

3人目には牧と春田の家の家政婦兼姑の部長のことについて触れていければと思います。
第3話と第4話からは想像できないくらい部長が元気になっていて驚きました。
特に牧と喧嘩するシーン。あんなにも元気に広間を動き回り、自分よりもずっと若いはずの牧と同じ熱量で喧嘩できるなんて元気が過ぎる。
ああ言ったドタバタシーンがあるからこそおっさんずラブだな、と感じられるので賛否両論あるかと思いますが私はあのシーン好きです。

ここまで長かったですが、このドラマのメインとも言える牧と春田のことを書こうと思います。
新婚旅行の話題が出た途端に高かったテンションがより一層高まるのを見ていると、お金あげるから何回でもふたりで新婚旅行に行ってきてください…という気持ちになりました。本当に可愛い。
そこから牧がネクタイに気づいて、締めていると春田が牧のほっぺをムニュッと顔の中心に寄せるように触るんです。そこからお互いどんどん触れる面積が増えていくのが大変いいですね…

そして今回の放送で1番好きな春田の行動なのですが、武川さんとのランチミーティングのときです。
牧を貸してくれないかと必死に頼み込む武川さん。
きっと今までの春田ならあのくらい頼み込まれたら折れてしまっていた気がしますが、今回春田は絶対に貸さないと言いきったんです。
春田の成長を感じられる素敵なシーンでした。

そんな武川さん、今回は会社とソロキャンでの登場がありました。
前回に引き続き迷走っぷりが見て取れます。どうか武川さんも良いオムツパートナーを見つけて幸せになってほしいものです。

そして、武蔵から熱海旅行のチケットをもらう牧の顔。
地獄のような顔をしながらも可愛さはしっかりと残っていて、牧の部長に対する精一杯の憎たらしい顔という感じがしました。

熱海についてからは武蔵も一緒でしたが、牧と春田のイチャイチャがてんこ盛りで、ご馳走様です、という気持ちでいっぱいでした。
いきなりだるまさんが転んだを始めるふたり。
自撮りを撮りまくるふたり。
ゼロ距離でろくろを回すふたり。
そして一緒にお風呂に入るふたり。
まさか入浴しているところを観れるなんて夢にも思っていませんでしたが、このときすでに多く牧の指輪はなく、旅館に来る前までのテンションの高さとは打って変わってしょんぼりとしているのが観ていて悲しくなってしまいました。
牧の手が画面に映るたび、どうか早く見つかって牧を安心させてほしいという気持ちが強くなっていきました。
法的には何も繋がりのない牧と春田の関係を唯一繋ぎ止めてくれていた指輪がなくなってしまった牧の気持ちを思うと、せっかくの新婚旅行なのに不安でいっぱいになってしまっていそうで、早くそこから解放されてほしいと思っていました。

そして広間での牧の告白と涙。ここまで堪えていたものが溢れ出てしまったみたいに言葉と涙が出てしまったのだと思うと、1人で抱え込まないでと声を掛けに行きたくなりましたが、春田はそれを超えることをお部屋でやってくれましたね。
あのときの言葉は春田にしか掛けられない牧への言葉で、1番牧を安心させられる魔法のような言葉に感じられました。
これで牧の不安がなくなって落ち着いて眠れると思ったのに、やってくれましたね。今度は視聴者が眠れなくなりました。
これ以上言うのは野暮なので、感謝だけ述べさせてください。ありがとうございます。

夜が明けて、陶芸をやった場所で無事(?)に春田の作品に埋め込まれた指輪を見つけて、春田のことを怒っている牧をみると、いつもの牧に戻ったと私も安心しました。

極めつけはふたりでこたつの同じ辺に足を入れてお昼寝しているシーンです。
昨日の夜あまり寝付けなかったことを暗示しているみたいで、最後の最後にとんでもないプレゼントをくれたドラマの制作の方々に感謝しかありません。

ここまで殴り書きのようになってしまいました。読みにくかったと思いますが最後まで読んでくださってありがとうございました。
今回は今までで最長の2600文字程の文章になりました。

この投稿がおっさんずラブを観るきっかけの1つになっていれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?