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「ice break」「handsup!」を導入することで参加者の満足度はあがる


どうも、k-manです。

先日某大学にて総合診療系の勉強会を開催してきました、とはいってもそんなに大したことはしていないのですが。

いままで総合診療系の勉強会はいくつか開催してきましたが、しばしばなんともいえない「やりきれてない感」を感じており、それの原因を突き止めるために昨年は他大や他分野の勉強会に参加していました。そこで得たことの中で、自分の「やりきれてない感」を「やりきった感」に変換できる要素を見つけました。

それは「ice break」と「handsup!」です。

まずは「ice break」に関して。ランダム化比較試験を実施したわけでもないのでエビデンスもないものですが(当たり前)、こちらのフィーリング的に「ice break」をやるやらないではだいぶ違いました。

具体的には、

・過去の勉強会と比べて参加者同士が仲良くなっていた(LINE、Facebookなどを活発に交換していた)

・症例提示でチームで話し合う際に、はじめからみんな意見を出せていた(いつもなら、はじめは探り合いになることが多い)

また、その時にもう一つ導入したものがございまして、それが「handsup!」なんですね。日本人って国民性からか、講義/勉強会の最後に質問ありますか?と聞いても手をあげる人は圧倒的に少ないです、というか手をあげる人がいること自体珍しいです。そこで「handsup!」を導入したところ、出るわ出るわ質問の嵐!とまでは行きませんでしたが、6つくらいは出ました。0→6ってすごくないですかね?正直僕は感動しました。それによって何が変わったか具体的に申し上げますと、

・参加者が発表者に気軽に質問できるようになった

・他の人の質問を回答している時に、7割くらいの参加者の方が頷いてくれて会場に一体感が生まれた。

質問がでる勉強会は、参加者の満足度も高くなるような傾向にあると思います(これまたフィーリング)。疑問/質問がでる内容って、他の人も疑問に思っている場合も多いですよね。その質問がでるだけでみんな注意して話を聞きますし、それが一つあるだけで参加者の方々も受け身ではなく「参加している感」がでるのではないでしょうか。また、他の人の疑問を共有することで、自分が見えていなかった視点を得られるのも大きいのではないかと思います。

以上の「ice break」/「handsup!」を導入したことで何が変わったか、まとめてみますとおそらく「参加者/参加者間の距離感、参加者/発表者間の距離感」だと思います。それっていい組織、いい会社にとっても大変大切なことなんではないでしょうか。

これからも、この2つは使っていこうと思います。

#医学生 #勉強会 #ice break #handsup ! #満足度

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