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ケガで病院に運ばれたけど、呼吸と瞑想で痛みが消えた|日常の修行記録

アスファルトの道を走っていて、派手に転んでケガをしました。
呼吸と瞑想で痛みが和らいで、身体の力に感動した!という、私の体に起こった体験記です。

いつかあなたが転んだ時に参考になればという願いを兼ねてシェアします~!

*今は包帯グルグルですが、痛そうな写真や表現は出てこないので、ご安心を。

転んだ姿勢で動かず、深呼吸!

瞬時に立たずに、転んだ体勢のまま深呼吸
昔、太極拳で習った言葉です。

転んで地面に倒れ込んだ瞬間に頭に浮かんだこととは「立ち上がったらダメだ!」でした。

痛いのは、すり傷なのか、打撲なのか、ひねったのか、
まだわからなかったので、アスファルトに倒れたまま動かずに、深呼吸をしていました。

通りかかった親切な人に、「立てますか?」と聞かれました。


”深呼吸して身体の治癒力が働くのを待ってます。”
頭の中では答えているんだけど、言葉が全然出てこない…(笑)


「立てるとは、思いますけど…。ウウッ」
と喋らなくなった私を、気絶した思ってくれて、
近くの病院から看護師さんを連れてきてくれました。


車椅子で運ばれて、血圧、血中酸素濃度など一通り測ってくれているのを、されるがままに無言で見ていたので、頭は働いていなかったのでしょう。

打撲とすり傷だったけれど、喋れず立てず。
自分が思ったよりは重傷だったみたいです。

子供が泣きじゃくる「ヒクヒク呼吸」で痛みが和らぐ


看護師さんに状況を説明しようとすると涙が止まらなくなって、息があがりながらなんとか説明をしました。


でも、泣くことも、身体の叡智でした。

大泣きすると痛みが和らぐのを体感しました。
身体ってすごい・・・!


涙を流すだけでなく、ヒクヒクと声を出すのが多分ポイント。
泣きながら息が吸えるからです。

痛い時は、子供みたいに泣こう

息は、ちょっと吸い過ぎるのくらいが良い。
痛みとショックを和らげるには、吐く息より、吸う息が大事みたいです。


痛みには、吸う息を強めに呼吸するのが効果的と聞いたことがあります。(血中の酸素濃度が上がると痛みを感じにくくなるらしいので)

ケガに応用できるか試してみたら、効きました。

痛みがふっと和らぐのです。
呼吸法色々知っててよかったー!

落ち着きたい時は「吐く」

ただ、痛みなのか早い呼吸の影響なのか、歯がガクガクして、身体も震えてきました。


その震えにさらに頭が働かず何も考えられなくなってきました。

そこで、口から細く長く「フーッ」と息を吐くと震えが落ち着いてきました。
落ち着きたい時は、「吐く」のが本当に大事。
吐いたらすぐに落ち着きました。


ところが、落ち着いてきたら、再びケガが痛い…。


超人の呼吸法で痛みが吹き飛んだ

激しい口呼吸をしたら、呼吸に集中できて痛みが和らぐかも!と思い、
今年習った特殊な呼吸法を試しました。


ウィム・ホフ・メソッドという健康法の修行で習った、幸福物質を自分の脳内で作り出せる呼吸法です。

(習わないと危険なのでやらないでね。詳しい方は、DTM 松果体 で調べるとわかるかも。薬草やドラッグと同じ脳内物質が数分の呼吸だけで作られる)

やり方はシンプル。

「吸うを100、吐くを80」というバランスで、吸う息が多くなる激しい呼吸を60回繰り返して、息を止めます。
体をスクイーズ硬直させてから、一気に脱力してゆるめます。 

3セットで血中の酸素濃度が劇的にあがることを聞いていたのと、
過去に何度かこの呼吸法で多幸感を味わえていたので、やってみました。


呼吸を3セットやり終えたら、痛みをほとんど感じなくなっていました。


全身傷だらけなのに、お医者さんを待っている間に痛みが無くなって感激しました。
呼吸すごい…!

震えも、喋る度にこみ上げる涙も、収まりました。


病院の待合室で、車椅子で血だらけで、「スーッハーッ」ってやっていたので、周りの数人は発作か変人だと思ったでしょう。


人は痛すぎると気絶するという知識もあったので、
そのまま、全身脱力することにしました。
ゆるめの瞑想に入って、安心していられました。

痛いと力んでしまって、瞑想も脱力も難しいので、まずは呼吸で痛みを緩和させてから脱力する流れが今回は功を奏しました。

ウィムホフメソッドの易しめの呼吸法なら独学でも安全

痛みは身体の叡智に触れるチャンス

ケガや痛みがあるときは、体に目を向ける絶好のチャンス!
自分の体のことを深く知ることができるし、体が元々持っている叡智(無意識にヒクヒクと息を吸おうとするなど)に触れられて、大感動です!


どのタイミングで、激しい呼吸をすべきなのか、落ち着いて瞑想すべきなのかは、細やかなセンサーが大事
ZenEatingでもいつも伝えている「体の声を聞く」という体の感覚へのセンサーです。


例えば、呼吸のリズムを変えることで、痛みやパニックが増したら、それと反対のリズム、違うリズムにしてみたり。
耐えるのではなく、痛みを観察して、呼吸で逃がしたり。


瞑想や呼吸法を含めて、自分の体の声を聞くことを普段から励行していてよかった!と感じた出来事でした。



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