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レモンモンブンはW限定

「MARUZEN café 京都店」へ行くたびに注文するのが、
丸善京都本店ゆかりの昭和の作家、 梶井基次郎の代表作「檸檬」にちなんで作られた「レモンケーキ」です。
 
 ところが、このお店には、他に期間限定のケーキがあるのです。
 それが、レモンのモンブランの「レ・モンブラン」
 東京の日本橋や丸の内の「MARUZEN café」では食べられない京都限定と合わせて、W限定メニューなのです。
 
 モンブランというと、まったりとした栗の甘さが特徴ですが、それにレモンの酸っぱい香りが混ざり合って、不思議な感覚。最初の一口は、フォークの先に、チョイと乗っけて食べてみましたが、あまりの美味しさに、残りは三口で完食してしまいました。
 
 その日は、「京都祇園もも吉庵のあまらら帖」シリーズの編集者ОさんとKさん、それにA新聞社のSさんと4人でお茶をしていました。
 その三人に、私はあまりにも美味しくて感激してしまったので、
 「美味しいですよね」
 「ね、ね、美味しいでしょ」
 「なかなか、このレベルのモンブランはありませんよ」
と、興奮気味に同意を求めたにもかかわらず、三人とも無反応でケーキを黙々と食べているのです。
 
 おや?
 私の味覚がおかしいのかしらん。
 それとも、今日はよほど疲れているので、甘いもんなら何を食べても美味しいと感じるのかな~なんて思ったのです。
 
ところが、です。
その晩、Oさんがフェイスブックにこんな記事を投稿したのを見てしまったのです。
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#ファーストキスがレモンの味だったあなたはぜひぜひ
 
久々の京都丸善はレモンモンブランだぁ〜♪
酸味と栗の絶妙な味わいが口中に広がり、後から甘みが追いかけてくる。
まあるいのはホワイトチョコね。
梶井基次郎もびっくり‼️ ←知らんけど♪
 
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Oさんが、グルメの話題を書くのは珍しい。
それなら、
「ホント美味しいね」
と言って下さいよぉ。
きっと、私の話は上の空で、どうやってフェイスブックで紹介するか考えていたの違いありません。
 
(注)期間限定の期間については、お店に確認の上、お出掛けくださいませ。

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