フリーランスの実態 #4「健康維持のために気をつけていること」
こんにちは!フリーランスライターの、やまももです。
この「フリーランスの実態」シリーズは、2012年頃からフリーランスとして働いている私が「フリーランスのリアルな生き方・日常」をお届けするコンテンツです。
▼シリーズ各記事はマガジンとしてまとめました。
さて、今回の記事で取り上げる話題は「健康管理」について。
自分の身ひとつで過ごすフリーランスにとって、心身共によい状態を維持することは、とても重要度の高いテーマだと考えています。
本編では、私自身の健康に関する考え方や、健康的に過ごすために日々どんなことを意識しているかをまとめます。
フリーランスにも、いろいろなタイプの人がいます。
ぜひ「ひとつの生き方」として参考にしていただければ幸いです!
フリーランスにとって健康管理は重要テーマ
「フリーランスとして活動する上で、特に大事にすべきことは何か?」と聞かれたら、私はそのひとつに「自分の健康状態に気を配ること」を挙げたいです。
フリーランスであれば、いつ働くのも、いつ休むのも自由。不規則な生活もし放題です。ただ、もし体調を崩して休むことになった場合、会社員のような有給休暇はなく、各種手当を受けることもできません。また、自分の仕事を誰かに代わってもらうのも難しいです。
計画的でない休みは「収入減」、そして「信用・信頼の失墜」にまでつながりかねないため、健康悪化によって仕事ができない状態は、日頃から避けなければならないのです。
なお、フリーランスだからといってパワフルでなければダメ!というわけではありません。
実際に、体調などの問題でフルタイムで働くのが難しい人が、自分のペースでゆったりと働くためにフリーランスを選ぶこともあります。
大切なのは、自分自身がどんな状態であれば、無理なく仕事ができるのかをしっかりと把握しておくこと。
そして、「自分の身体は自分でしっかりと守ること」が、何より大事だと考えています。
健康維持のために私がやっていること
ここからは、私自身の健康管理についての考え方や、元気でいるために日々取り組んでいることなどを紹介します。
主に気をつけているのは、以下の3点。
毎年、健康診断を受ける
体調に違和感があったら放置せずに病院へ行く
心の声に日頃から耳を傾ける
フリーランスになると、会社勤めのときのように、強制的に健康診断を受ける機会がありません。
ただし、国民健康保険に加入すると、年に1回、住んでいる自治体の健康診断が受けられます。
私はフリーランスになってから何度か引っ越しをしましたが、各地域で、健康診断は欠かさずに受け続けてきました。
病気の早期発見だけではなく、定期的に数値の推移を見ることによって「体の変化」に気づきやすくなるのがいいなと感じています。
また、日々の生活で、明らかに「体調がおかしいぞ」と感じたときは、早めに病院へ行くようにしています。
そのまま放っておいても治るだろうと思うこともありますが、調子を悪化させないためにも、ちょっと慎重になるくらいでいいと考えています。
また、ここにはあえて記しませんでしたが、食事もやっぱり大事!
食事については基本的に1日3食、自炊中心できちんと食べることを心がけています。
■心身の声に耳を傾ける
もうひとつ、「心身の声に耳を傾ける」は、私が一番大事にしていることかもしれません。
ちょっとスピリチュアル的な表現になりましたが、これは「自分の体や心が今どんな状態にあるのか?物事に対して心がどう反応しているか?に敏感でいる」といったニュアンスです。
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少し話は飛びますが、私は10代の頃から、心の状態の乱れが体調に現れやすいタイプでした。
この件で最初に困ったのは、大学入学して半年ほど経ったときのこと。突然、謎の胃痛が出て、毎日不安感とともに動悸に悩まされるように…。
そのときは苦しさから解放されたい一心でしたが、のちのち振り返ると、当時は周囲の「大学生ノリ」が合わず、窮屈さを感じていました。
おそらく急激な環境の変化に適応できていなかったのだろうと思います。
また、社会人になってしばらくしてからは、毎日、背中の一部分だけがカーっと熱くなったり、前触れなく体の一部分に蕁麻疹が発症したりするように。
当時は営業もやっていて、終電やタクシー帰宅の日もあるなど多忙な上に、上下関係が厳しくストレスフルでした。
このような異常(違和感)は、結局いくつもの病院をまわっても「原因不明」のまま。たぶん自律神経だとか、そういう方面での何かだったのだろうなと自分では思っています。
いずれも環境が変わって、いつしか症状は消えました。
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それから年齢を重ねる中で、ちょっとは自分との付き合い方がうまくなったように感じます。
とはいえ、気質は根本的には変わりません。
自分がわりと(かなり?)敏感な気質なのは自覚しているので、以前のような不調を引き起こさないためにも「心の状態を安定させること」を意識しています。
■自分が居心地のよい環境に身を置く
過去の経験から、私自身が「心の安定、そして体の健康」を保つには、居心地のよい環境に身を置くことが大事だと思うようになりました。
世の中には、ストレス耐性が高く、非常に厳しい場所でもがんばれる人がいますよね。
ただ、私の場合、どれだけ好きな仕事ができるとしても、どこか落ち着かない、居心地の悪い環境では心がざわついてしまいます。
「環境」というのは、周りにいる人々の性格や人間関係をはじめ、場の雰囲気、音や匂い、さらには空間の明るさや広さ…などなど。いろんな要素が絡み合います。
我ながら面倒なところがあるなあと思っていますが、敏感な方は、きっと共感いただける部分があるのではないでしょうか。
かつては、「あ、これは無理かも…」と思う場でも、我慢してそこに留まろうとしたことがありました。でも、やっぱり耐えられなくなるし、どこかで限界がきてしまうのですよね。
だから、心が「無理」と訴えかけるものにはなるべく近づかず、自分にとっての居心地や快適さを大事にすること。
これが、私にとっての一番の健康維持のポイントです。
「フリーランスになってよかったこと」として、「自分が無理なく過ごせる環境で過ごしやすくなったこと」が大きいなと、書いていて思いました。
これから改善したいこと(運動習慣)
私自身の健康づくりに関して、現状、明らかに不足していると自覚しているのが「運動」です。在宅ワークを続けていると、身体を動かす機会がどうしても少なくなってしまいがち…。
特に地方へ移住してからは移動のほとんどが車になったため、東京にいたときと比べて、歩く量が明らかに減っています。
これまでは、運動について強く意識せずとも何とかやってこれました。ただ、これから40代を迎えると、そうもいかなくなりそうな予感がしています。
もともと体重は増えづらいタイプなのですが(たぶん胃腸が弱めだから)、もっと体脂肪を減らして、健康的に筋肉をつけたいなあと思っています。将来、歩けなくなるのは嫌だし…。
とはいえ、もともとド文化系・インドア派の私。走ったり、ジムに通ったりするのはハードルが高すぎるので、日常生活に溶け込ませられる活動として「散歩(ウォーキング)」が現実的だと思っています。
今も気が向いたら歩いてはいるものの、「今日は忙しい」だの「寒い」だの「天気が悪い」だの、つい理由をつけてはサボってしまいがち…。
あまり好きでないことの習慣化って難しいですね。
でも、我が家は夫婦ともにフリーランスなので、健康的に楽しく働き続けられるよう、今のうちから改善していかなきゃと危機感を持っているのも事実。
ここで宣言して、運動量を上げるように取り組んでいきたいと思います!
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