見出し画像

はじめに

私たち、百種ファーミング(旧ふくのたね製パンとなごみ農園)は、岡山県井原市でパンを焼き、小麦の栽培もしています。「身の回りのもので」というシンプルな方針でパンを焼いています。

「百種ファーミング」は、具体的に次のようにパンを焼いています。

  1. 近所の山の赤土を使って作った土窯で焼く(大きなカンパーニュが30個くらい焼けるサイズ)

  2. 田畑に影をする周囲の雑木などを伐って薪にしてそれらを焚いた熱を使う(灰は田畑の肥料や染め物に使ったりする)

  3. 畑で採れた葡萄(その皮に自然の酵母菌がついている)から起こした酵母種を作って生地を発酵させる

  4. 水は湧き水

  5. できるだけ自分たちで栽培した小麦でパンを焼く

1.〜4.についてはなんだかんだ10年間続けてきました。
5.の小麦の栽培については、パン焼きをはじめた当初に試みて一度挫折。3年前に再挑戦を始め、試行錯誤の末、なんとか実現させました。

こんな感じに↓

そして、ここに新たな壁が立ちはだかっています。

その壁とは「製粉所がないので小麦を小麦粉にできない」。

「身の回りのもので」という方針でいうと、少なくとも私たちのいる岡山県井原市には製粉所が有りません。今のところ、エリア外の製粉所に製粉を委託しています。もちろん、このまま製粉を委託し続けることもひとつの道です。

でも、私たちは小麦の栽培に挑戦し始めた時から、もし小麦を必要なだけ収穫できるようになったら自分たちでその小麦を製粉する、身近に製粉所を整備する、と夢を描いていました。製粉所が整備されることで、身の回りのものでパンを焼くことを巡ってひとつの環が結ばれる、小さいけれどもローカルエコシステムが成立する、そんなふうに考えていました。

これはなんとしても挑戦したい。きっと挑戦する価値のあることだと思う。
しかし、今の私たちの力だけではそれはできそうにない。ならば、、、

ということで、プロジェクトを公開し、初めてのクラウドファンディングに挑戦することにしました。

製粉所を整備する、というプロジェクトの推進に、ぜひともあなたの力を貸してください。できる範囲で、無理のない範囲で結構です、どうか、どうかお願いします。

プロジェクト「製粉所を作ろう」についてはこちら↓

「製粉所を作ろう」クラウドファンディングについてはこちら↓

クラウドファンディングへの参加方法は、原則として、百種ファーミングのWebSHOPで「返礼品」の予約手続きでもって受付する、という仕組みで進めていこうと思っています(一般のクラウドファンディングのサービスの利用は考えていません)。

◎百種ファーミングWebSHOP
https://fukutane.stores.jp/

百種ファーミングにお越しいただき、返礼品の【直接手渡し】が可能でしたら、現金での支援金のお支払いも歓迎です。

まずはご挨拶まで。

プロジェクトの詳細、自己紹介、集まっているご支援の状況など、追って、このnoteに投稿していく予定です。ぜひ、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

百種ファーミング
仁城恵(ちり子)
仁城亮彦(ガス夫)

↑「お礼のお手紙」は返礼品のないご援助の形として準備させていただきました。1,000円〜100,000円まで金額をお選びいただけます(個数も変えられます)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?