見出し画像

『魂の暦』 第20週 ReadingMeditation

私は今このように自分の存在を感じる。
自分が世界に、宇宙に存在するものから離れてゆけば
自分のなかで自分自身を消し去るであろうということを。
そして凝り固まった
自分の土台だけで築きあげようとしてゆけば
自分のなかで自分を殺すことになるであろうと。

『魂の暦』とともに マンフレッド・クリューガー 鳥山雅代訳

今週ももう終わりですが、振り返りとして今週の詩を。

「自分とは何か?」この問いは、哲学的な問いですよね。シュタイナー学校の生徒たちは、動物・植物・鉱物を学びながら自分とは何かを知っていきます。動物・植物・鉱物の中にも自分と同じエッセンスが流れているということを体感していくと、世界はすべて自分なのだというという深い考えに行き着くとしているからです。

それは、一つには自然界に対する畏敬の念を育てるということかもしれません。それには、自然での体験が何よりも一番だと思います。自然を暮らしの中に取り入れることだと思います。

では、なぜホリスティック芸術クラスでは、芸術としてそれを体験し、学んでいくのか・・・。もちろん、それは心に響かせるためなのですが、体験だけではなく芸術が必要な理由を、もう少し自分の中で哲学しなければという気づきの週になりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?