感謝日記17〜小規模保育園の卒園式

こんばんは〜

 木曜日、今日も安全に事故なく子どもたちが過ごせたことに感謝しかありませんね。


仕事を終えて子どもたちを迎えて、実感します。



さて、3月は卒園シーズン。

小規模保育園に勤めているので、
2歳児の子どもたちは卒園です。

はやい子では生後6〜8ヶ月ごろから入園して
まだおすわりできるかできないかだった子も、

いまではおしゃべりをして、
お友だちとごっこ遊びしたり、
お休みの日に出かけた場所を思い出して話してくれます。

走ったり、ジャンプしたり、手押し車も最後まで何回も腕に力を入れてやり切る力も育ちました。

トイレトレーニングも、
はじめてトイレでおしっこができたとき、一緒にジャンプしてハイタッチして喜びました。

いまではほぼ一日布パンツ。

「お姉ちゃん、お兄ちゃんになるんだ!」
「できたよ!」

と嬉しそうに話しています。


こうして書き記すと、本当にいろんな面での成長が顕著で

その成長過程の中に
おもちゃの貸し借りのトラブルがあり、
おもらしがあり、
保護者のみなさんからイヤイヤ期への苦悩がありました。



卒園式の練習をしながら、
アルバムを作りながら、
本当に涙で目がうるうるします。


きょう、卒園式の練習をしました。

なかなかみんな緊張や不安で証書授与をやりたくない!と俯く子が多く、

少しでも状況になれることができるよう、
証書授与のところだけやってみたり、
ダンスだけやってみたり、
もらう順番も名簿順ではなく子どもたちのタイミングを見ながら入れ替えたり…と試行錯誤していました。


「もうすぐ卒園式です。
お姉ちゃん、お兄ちゃんになってとてもかっこよくなった○○組さんのみんななら、きっとできるよ。」と声かけをしてはじめました。


今日も「どうかな…」と思いながら
スタートしました。



授与の場面で順番に名前を呼びます。


すると、いつもやりたくない、と言っていた子が

「はい!」と手を上にあげ、

とても綺麗な姿勢で気をつけ、礼!と受け取ることができたんです……!!!



涙が込み上げてきて、こらえられませんでした。


完璧な姿を目指すことよりも
「やってみよう!」という心が芽生えたこと、
それをやってみたこと、
やってみたら、「できた!」とじぶんで感じることができたことが表情に表れていたのです。


その瞬間に立ち会えたことが本当に保育士としての喜びだなぁと今日あらためて感じました。



はぁぁぁ寂しくなります。

でも浸る暇もなく新入園児の子たちとの新生活がはじまるのですよね。


さ、明日も元気に子どもたちにあいにいきます。


皆様にも素敵な夜が訪れますように。

お休みなさいませ。

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