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大人だってハロウィンを楽しみたい         -ナメック星篇-


こんにちは、めーです。

今回は、渡邊氏&思う氏主催の「鴨鍋ハロウィン」という企画に参加しました!

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現代ではハロウィンは子供たちが楽しむイベントです。「大人だってハロウィンを楽しみたい」という渡邊氏&思う氏の信念のもと始まったこの企画。この企画を始めるまでに、お二人がどれほど手間暇かけてきたことか。私は数ヶ月、筆を置いておりました。ですが昨日、ふとnoteを開いてみたら「鴨鍋ハロウィン」の記事が目に入りました。その「鴨鍋」の文字は温かいような美味しそうな印象を受けました。記事を開くと、その記事は渡邊氏と思う氏の黄色い情熱が詰まっていました。こんな黄色い情熱を私は見た事はありません。感銘を受けた私はnoteに置いていた筆を手に取りました。私の筆は朽ちているかもしれません。いや、もう粉々になっているかもしれません。

この企画を始めるにあたって渡邊氏&思う氏は、このnoteでハロウィンパーティーはできるのか?そもそも会場は?という大きな壁にぶち当たりました。しかし、お二人はその壁を見事に粉々にしたのです。

「パーティーがないなら作ればいいじゃない」


そうなんです。作ればいいんです。これほどまでに心強い言葉はありません。私の筆は「粉々になったんなら衣をつけて揚げればいいじゃない」
はい、揚げます。揚げてくっつけます!

前置きが長くなりましたが、note史上初となる仮想仮装大会。締め切りは2023年10月13日金曜日23時59分(日本時間)です。揚げて作った私の筆を、作品をお楽しみ下さい。


さあ、パーティー会場はこちらです!!

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※この作品は、あの名作であるドラコンボールに出てくる名シーンをモチーフにした作品です。知らない方はなんの話だかわからないと思います。もしよろしければ漫画orアニメを楽しんでいただけると幸いです。

そもそもドラコンボールって長編だよね?はじめから読むの大変という方は、今作品に使われた名シーンだけを下記にまとめました。

・アニメ「ドラゴンボールZ」の場合は、第101話の「オレはこの星に残る!!勝利への最後の願い」において。

・アニメ「ドラゴンボール改」の場合は、第51話の「悟空激怒の雄叫び! 間に合え…起死回生の願い!」において。

・原作漫画の場合は、27巻(完全版22巻)・其之三百二十三「ふたつの願い」でこのシーンを見ることが可能です。

暇潰し情報サイトより


お待たせしました!

今度こそこちらがパーティー会場です!

お楽しみ下さい!!!


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△登場人物△

・渡邊氏
・思う氏
・フリーザ様
・界王様
・ドドリアさん



◯ナメック星

オッス、オラ渡邊!
オラは今、ナメック星に来てる。なんでかって?ナメック星でハロウィンパーティーやってるってX(旧Twitter)で界王様がツイートしてたからだ。あれ?ツイート?Xになったんだからエクスズ?ポスト?どっちだ?んなこと、どうでもいっか。

ハロウィンパーティーって言ったら仮装だろ?だからオラ、鴨鍋の仮装してきたんだ。ハロウィンっていっぺえお菓子が貰えるんだよな。オラ、わくわくすっぞ。

けど、カラシ蓮根の仮装で先に来てる相方と連絡がとれねえんだ。LINEにメッセージ送ったのに未読無視。ひでえ奴だ。あいつ、ぜってえお菓子独り占めしてっぞ。お菓子がなくなったらオラ、あいつの事ぶっとばしてやる。まあ、とりあえず会場行くとすっか。

◯ナメック星パーティー会場

あれ?あいついねえなあ。どこいったんだ。にしてもガキんちょがいっぺえいるな。どうなってんだ?

「なぜここに大人がいるんですか」

なんかツルッパゲのちいせえのがオラに話しかけてきた。

「おめえ誰だ?」

「ほっほっほっほっ。わたしですか?わたしはこのハロウィンパーティーを主催していますフリーザと申します」

「パーティーを主催?おめえがお菓子もってんか。だったらオラにお菓子くれ!」

「お菓子?お菓子は貴方みたいな大人にはあげません!」

「なんで貰えないだよ!ハロウィンって呪文言ったらお菓子貰えるんだろ?じっちゃんが言ってたぞ」

「呪文?じっちゃん?一体何の話をしているんですか」

「とぼけるな!さてはおめえもお菓子を独り占めする気だな?んな事させねえ!」

「さっきから本当に何を言ってるんですか。さては貴方、ハロウィンをご存じない?仕方がないですねえ。私がハロウィンについて説明してあげましょう。ハロウィンとは」


古代ケルトのドゥルイド教で行われていたサウィン祭が起源といわれています。古代ケルトの暦では、11月1日が新年とされ、大晦日にあたる10月31日の夜に先祖の霊が戻ってくると信じられていました。しかし、悪霊も一緒にやって来て、作物に悪い影響を与えたり、子どもをさらったり、現世の人間たちに悪いことをするといわれていました。そこで人々は、身を守るために仮面や仮装をして仲間に見せかけたり、魔除けの焚き火を行ったりしたといわれます。やがて、ケルト人が自然崇拝からキリスト教へと移る過程で、ケルトの祭りと合わせて「諸聖人の日」ができたといわれていますが、宗教行事としてハロウィンを行うことはなく、キリスト教会ではハロウィンの習俗の解釈や賛否がわかれています。現在のような形になったのは19世紀の後半で、移民とともにアメリカに伝わったハロウィンを子どもが大変怖がったため、子どもでも楽しめるイベントに変化していきました。

Let's EnjoyTOKYO より

「わかりましたか?ハロウィンは大人が楽しむ為のものじゃないんですよ。子供たちに楽しんで貰うイベントなんです」

「なんで大人が楽しんじゃダメなんだよ!オラだってお菓子が欲しいんだよ!」

「貴方もさっきの大人と同じですね。話になりません」

「さっきの?」

「貴方が来る前に大人が1人来ましてね。とんでもなく卑猥な仮装をしていました。4つ穴から黄色い泥が出ているんですよ。なんておぞましい!」

「4つの穴だと…?」

「わたしが何を言ってもお菓子を要求してきたので罰として、木っ端微塵にしてやりましたよ。粉々なったそれをドドリアさんが美味しくいただきました。黄色い泥がアクセントになって美味だったようです。あ、そうそう。粉々になる前に「渡邊」なんて叫んでいましたねえ。最後の最後まで薄汚い下等生物です。貴方も私に逆らうなら木っ端微塵にしてあげましょう。4つの穴から黄色い泥を出す卑猥なあの大人のように」

「黄色い泥?卑猥って…蓮根のことか…」

「はい?今、なんとおっしゃいましたか?」

「カラシ蓮根のことか----っ!!!!」

相方と連絡とれねえと思ったら、こいつが…こいつが…。どれほど手間暇かけてカラシを詰めたと思ってんだ。天ぷらにしてオラが食べようと思ったのに…!!許さねえ、ぜってえ許さねえ!!

「うぁぁぁあああああああああああ!!」

気がついたらオラ、相方を木っ端微塵にしたフリーザって奴を倒してた。


「よう、相方」

「お、おめえ生きてたんか!!粉々になったんじゃなかったんか!」

「粉々になったのはカラシ蓮根だ」

「だったらおめえ、仮装はどうすんだよ。仮装してないとお菓子もらえねえんだろ?それにそのままじゃ公然ワイセツで捕まっぞ」

「俺はこのままでいい。ありのままが俺の仮装だ」

「けどよお、おめえが捕まるの見たくねえよ。だからオラの鍋で隠しとけ。ほら」

「すまねえ…」

「そういやおめえ、お菓子貰う時の呪文知ってっか?」

「もちろん。知ってる。」

「じゃあ、2人で言うか。オラたちもハロウィンを楽しもうぜ!!」

「おう!」


「トリックオアトリート!!!!」


                    (了)