ココロゆらり、水にゆらり

心のゆとりって、とても大切だなって思う。

心にゆとりがないときって、やっぱりどうしてもネガティブになってしまいがちだ。今までだったら気にならなかった小さなことにも落ち込んだり腹が立ったりしてしまう。そしてそのネガティブな気持ちは、小さな小さなさざなみを起こしてしまうこともあり、ときとしてそれが人間関係にまで響くことがある。

だけど、日々忙しいとなかなか心にゆとりを持てないときもある。
少しずつ少しずつ、心が蝕まれていかないように、ほんのちょっと心に栄養をあげて優しさという名のゆとりを作ることって大切だ。
ほんの少しのさざなみが、大きな波紋を起こす前に、ちょっと心のゆとりについて考えてみる。

毎日がどんなに忙しくたって、時間に余裕がないように見えたって、心にゆとりのある人はいる。
作られた笑顔で頑張ってるとか、そういうんじゃなくて、充実した日々が心にゆとりを与えているんだろうなっていう感じ。

人と人との関係は、自分ひとりでは成り立たない。相手があってこそ。
だから、相手に大切に想われてるってわかれば、自分自身も相手を大切に想えるし、そんな関係がお互いを優しく繋いでいく。
心が削ぎ取られそうなほど辛いときだって、大切に想う人の優しい言葉ひとつで、深呼吸できたなら救われる。

だから、とりあえず深呼吸してみよう。
大切な誰かを笑顔にするためにじゃなくて、まずは自分自身を笑顔にするために。
私が笑顔になれたなら、私を大切に想ってくれてる人たちも、きっと優しい笑顔になれるはずだから。

毎日どんなに忙しくても、心にはちゃんと栄養を与えよう。
それはときにスイーツで、ときにたったひとりのあなたの笑顔で、ときにあなたの優しい言葉で、ときにのんびりと過ごすひとりの時間で。
正解なんてひとつじゃない。きっと星の数ほど答えがあるはずだ。

大切な人の笑顔を思い出してみよう。
その人を笑顔にするために、今日も私は深呼吸する。

心が削がれそうになったら、そんなときこそいつもより奮発してスイーツを買おう。
ちょっと贅沢な入浴剤を使って、のんびり半身浴。
でも本当に私を笑顔にしてくれるものは、お金では買えない。
あなたを想う心。誰かを許す心の広さ。
怒りや悲しみに心を削ぎ取られて、そんな時間に鬱々としてるのはもったいない。
今この時間は、戻らないのだから。
それなら水に流してなかったことにしてしまえ。


2020.11.27

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いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。