見出し画像

温かな心を繋いでいく〜noハン会小冊子企画2ndあとがき

12月8日に行われた、noハン会のレポートを読むだけで、胸がいっぱいになる。

当日は都合が合わず、参加できなかった。
だけど、どうしても、その場にいけないからこそ、一員として何かをしたかった。

小冊子企画のリーダーをさせていただくことになり、私はすごく楽しくて充実した日々を送れた気がする。
自分も参加すると決めていたので、まず参加者の皆様の作品を読む前に、書き上げておきたかった。

前回よりも、参加希望者が多かった今回の小冊子企画。
私が一番大変だなと思ったのが、「心で読まないこと」だった。
参加者の皆様から送られてきた作品を、心で読むと感情が揺さぶられる。そうすると、当然、校正ができない。
文字を、言葉や雰囲気でとらえず、あくまでも文字の羅列として追っていく。
私にはこの作業が一番辛かった。
一回目は作者の想いを感じながら読んでしまう。どんなお話なのか、それを思い浮かべながら。
二回目と三回目は、ひたすら文字を追った。情景を思い浮かばないように、ひたすら文字を。

読むことは、すごくエネルギーがいる。
そこに込められた想いを感じようとすると、簡単には読めないのだ。
でも、どんなにじっくりと読んだつもりでも、何人もの目に触れると、自分では気づかなかったことが発見されたりする。
公開したあとで誤字脱字が見つかったときの落ち込みは、半端ない。
もちろん、作家自身が公開前に読み込んで見つけられるのがベストなんだろうけれど、それもなかなか難しい。だから、校正という立場の人たちがいるんだと思う。
誤字脱字だけじゃない、表記の揺れや、ちょっとした違和感。ひとつひとつをクリアにしていくことで、作家さんと一緒に作り上げることができた、今回の小冊子企画。
自分が言うのもなんだけれど、すごくクォリティの高い出来だと思う。

ひなこさん。
参加者の皆様とのやりとり、本当に大変だったと思います。ひな姉の丁寧なやりとりがあって、参加者の皆様も、きっと気持ちよく作品を預けてくださったのだと思います。ありがとうございます。

はるさん。
校正だけでなく、細やかな気配り、ありがとうございます。前回スタッフをされていたはるさんがメンバーに加わってくれて、本当に心強かったです。

すーさん。
校正スタッフにすーさんが加わってくれて、本当に頼もしかったです。すーさんの熱意は、きっと参加者の皆様にも届いているはず。最後まで頼ってばかりでした。ありがとうございます。

神谷京介さん。
神谷さんがいてくれてすごく安心しました。迷ったとき、的確な意見をくださった神谷さん。
掲載順を見たときは、どの作品も同じように愛してくださったんだと、感動しました。本当にありがとうございます。

辰巳ろんさん。
小冊子を手にした人は、あのセンスの良さに感激したことと思います。
ただの「小冊子」とは呼ばせないクォリティの高い出来上がり。最後の最後まで、大変な作業だったと思います。ありがとうございます。

Kojiさん。
あのロゴ、そしてふたつの表紙。本当に素敵でした。
それぞれに込められた想いは、熱くて優しい。
Kojiさん、うまく段取りができなかった私を導いてくれて、ありがとうございます。

よっしぃさん。
文字制限のある中、しっかりと作品を読み込み、あんなに素敵な帯をひとつひとつにつけてくださって、ありがとうございます。
帯があるだけで、その世界を想像して、ワクワクします。よっしぃさんの帯は、いつも本当に素敵です。

あゆみさん。
noハン会の準備で忙しい中、アドバイスくださったり、 noteの公開をしてくださったり、本当にありがとうございます。
この会を大切にしたいと思うのは、みんな同じ気持ちだと思います。いつも頑張ってるあゆみさん、だから応援したくなるんだと思います。

おまゆちゃん。
あゆみさん同様、おまゆちゃんもすごく大変なことを抱えていたと思うのに、小冊子のことで色々とアドバイスくれて、ありがとうございます。みんな大好き、おまゆちゃんです。私ももちろん、大好きです。

ここに名前を記載しただけでなく、この小冊子企画にアドバイスを下さった方、そして小冊子の印刷を手伝ってくれた方がいらっしゃいました。
作家の皆様だけでなく、ひとりひとりの想いが、その優しい心が、この小冊子を確かな形にしてくれたんだと思います。

本当にありがとうございます。
このメンバーで小冊子チームとしてお仕事できて、すごく幸せな時間を過ごすことができました。
作品の公開は、作家の皆様のご判断に任せておりますが、どうかこの小冊子企画と、noハン会が、ゆるりと続いていくことができるよう、応援してください。

書くことを大切にしている皆様なら、Webで読むのではなく、「紙で読むこと」の美しさを知っていることと思います。
そしてこの印刷した小冊子を読んで、今回参加できなかった方が、次に参加してくださると、幸せです。

上記noteはそれぞれ200円になります。
私たちがこれからも、この場所で言葉を紡ぐことができますように。



この記事が参加している募集

noteのつづけ方

いつか自分の書いたものを、本にするのが夢です。その夢を叶えるために、サポートを循環したり、大切な人に会いに行く交通費にさせていただきます。