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韓国の激辛麺「ラッポッキ」をコストコの試食おばちゃんのススメで買った結果

コストコの試食コーナーでデモンストレーションしてるおばちゃんを、私は信用していた。

あのおばちゃんがおススメしてるやつはハズレがない。試食したものはだいたい美味しくてそのまま購入していた。

しかしコロナが流行り試食コーナーは中止に。おばちゃんもしばらくは自粛かな?と思いきや、先日久しぶりにコストコに行ったら、試食を封印し、トーク力だけで商品を売っている試食おばちゃんの姿があった。その時売っていたのが「ラッポッキ」だ。

「ラッポッキ」とは?

「ラッポッキ」はラーメンとトッポギを合わせた韓国の屋台料理だ。日本でも最近はスーパーのアジア食品コーナーで売られているほか、Amazonなどで通販でも購入できる


私は普段韓国料理を食べないし韓国にも行ったことがない。ラッポッキもトッポギもどんな味なのかわからず。今回は買わずにスルーかな、と思っていたところ、おばちゃんの口からこんなキャッチコピーが飛び出した。

「辛ラーメンで物足りないって人も大満足の辛さよ!」

なんだと!!

私は日本の激辛レトルトおよびラーメン他食品において、いまだかつて唸る辛さに出会ったことがない。しかし、「辛ラーメン」の辛さは認める。あいつは辛い。そして美味い!でももう少し、辛かったらもっといい。「辛ラーメン」を超えるものに出会いたいと思っていた。

そこへきて、辛ラーメン超えの異名を持つラッポッキ。具体的に「辛ラーメン」という比較対象を出していることと、試食おばちゃんの言うことなので信用度はかなり高い。

値段も見ずに購入し、早速その日のお昼に食することに。

作り方

調理方法は、水で溶かして温めたスープに餅を入れ、麺を入れ、ネギを入れて煮るだけ。最初に「餅を洗う」という聞き慣れない工程があるが、10分あれば調理完了する。

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「ラッポッキ」(東遠)


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中身

中身は乾麺と餅(トッポギ?)とスープ、それに乾燥ネギのみ。ちなみにこのセットで3人前だそうだ。麺がひとつしかないので餅がメインなのか?

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ラーメン投入


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完成

1人で3人前は食べられないので餅を減らした。そしてたまごと、パッケージに書いてあったおすすめトッピング、チーズを入れてみた。

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汁が少ないがこれで正解なのか?

元々汁気は少ないが混ぜるとさらにドロドロになる。これで激辛だったら唐辛子が口の中に絡みついてさぞ痛いだろう。

実食

さっそく実食。
ひと口食べてみて、強烈な違和感を感じた。

甘かったのだ。

気のせいだろうか…
もう一口食べる。

やっぱり甘い。

甘かった。いや、正確にいうと甘辛いのだが、甘さがかなり際立つ。どのくらい甘いかと言うと、パンに塗って食べれるんじゃないか?という甘さ。辛くないこともないが、見た目の煽りに対してがっかりがすぎる。見かけ倒しだ。

はっきり言って辛ラーメンの方が10倍辛い。ラッポッキはほぼ辛くない。どのくらい辛くないかというと、飲み物を一口も飲まなくても完食できるくらい辛くない。

そして、これが一番重要なのだが……

美味しくない ※主観です

なんだこの、甘くて辛い、締まりのない味付けは!! ひと口で飽きる味というか何というか。もうちょっと味のバランス考えた方がいいんじゃないか? 何を足したらいいのだろう?塩?醤油?韓国海苔??とにかくバランスが悪い。

そしてもうひとつ、ラーメンに餅がゴロゴロ入っているのがもう、全然合わない!!

それぞれ別々に食べたら美味しいのにわざわざ一緒にしちゃって、なぜだろう。食感が似ていてメリハリがなく、味も変化がない。お互いが邪魔してるぞこれ。

コストコの試食で初めてトラップに引っかかった。あの、バ、おばさんめ。何が辛ラーメンより辛いだ。わざわざ辛ラーメンの名を出したところが本当に許せん。

結論、ラッポッキの味付けに関しては好みなので仕方ないが、辛さに関しては出直してきてほしい、というレベルだった。