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はじめに:既婚者は今すぐMoneyForwardを使いなさい

もしあなたが結婚しているならば、今すぐMoneyForwardを使いなさい。家計を管理するとか、節約ポイントを見極めるとか、そんなありきたりな理由ではありません。とっても健康で持病もないあなたのパートナーが、もしくはあなた自身が、突然死んでしまったときに、MoneyForwardがとても役に立つのです。


実は先日、結婚9年・子供3人の我が家の大黒柱、私の旦那が、なんの持病もなく健康だったにもかかわらず、39歳という若さで、本当に突然亡くなりました。もちろん、こんなことになるなんて思っても見なかったので、携帯やPCのパスワードを共有していたわけではありません。エンディングノートなんてもってのほか。主人の意志がどうだったかなんて知る由もない中、バタバタとお葬式を終えた後、やってくるのは手続きの嵐。死亡に伴い、戸籍や住民票の記載が変わるだけではありません。光熱費・保険・教育費・通信費などの各種支払方法の変更や、故人の資産をどうするのかを残された配偶者は考えて処理しなければなりません。

光熱費の支払は、銀行引き落とし、クレジットカード払い、振り込みなど支払い方法も様々です。保育料や給食費は銀行引き落としを採用しているところも多くあります。残った配偶者側の口座で行われていれば問題ないのですが、相手名義の口座やクレジットカードで支払っている場合、自分名義に変更しなければなりません。どのタイミングで何をどのように支払っているのかをちゃんと把握していないと、何をどう変更して良いのかさえわかりません。また、支払い方法を変更する前に故人の銀行口座を凍結してしまうと、各種支払が止まってしまい、別の問題が生じる恐れがあります。

資産といえば、不動産・自動車・証券・預貯金、などが思い浮かぶと思いますが、本当にそれだけでしょうか。
このデジタルな時代、資産はそれだけではありません。Cloud上に残されているものも、立派な資産です。例えば写真や動画、ブログやウェブサイト、などなど。そもそも、夫婦であっても、何をどこにどれだけ、なんてこと、普段から共有しませんよね。うちもそうでした。

でも、うちは5年ほど前から、MoneyForwardを使って家計を管理していたため、お金の流れがMoneyForwardでちゃんと把握できるようになってました。これが夫の死後、大変重要な役割を果たすことになるのです。これは、私が経験した夫の死後の様々な手続き、そして、今までの生活に支障をきたすことなくスムーズに名義人変更や支払方法変更を行えたことを綴った体験記です。もしものときに備えたい、あるいは、もしものことが起こってしまった方にとって、何かしらの道しるべとなれば嬉しいです。

*下記、順次UP予定です
*タイトルは気分によって変わる可能性がありますw

目次:
1. 我が家流・共働き家族の放置プレイ家計管理
2. 我が家流・キャッシュレスとともに、ポイント取得を追求せよ
3. 我が家流・キャッシュレス化を進めると、全てがリンクする
4. 悲劇は突然に
5. 大黒柱が亡くなった翌日でも当然引き落としは行われる
6. 死亡届を出したからといって全てが止まるわけではない
7. 悲しみのどん底だからこそ、優先順位をつけて効率よく動こう
8. 銀行への連絡は後回しにするべき理由と注意事項
9. もらえるものはもらっておくべし
10. ここが変だよ、MoneyForward
11. こうして、今までと変わらずお金は回っていく

いただいたサポートは、まだ幼い子供がいるのに死別して困っている家庭のサポートを行うための活動資金や、サポート団体への寄付に利用させていただきます。