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美しく綺麗な景色を身体・心で感じる

「お母さん今日も富士山が綺麗だよ」だったか「今日も空が綺麗だよ」だったか。
子どもに声をかけられベランダに出てみたらば、この景色。

本当に綺麗でした。

小・中・高と毎日富士山を目にしながら登校していたのだけれど、自宅からは富士山を拝むことは出来なかったので夕方の富士の姿は殆ど見たことがありません。

ほんのり赤い雲、濃いピンクに染まった空、黄金色の光、夕方になると季節によって時間によって、様々な富士山が見られます。

今見た景色が数秒後には見られない、刻々と変化していく景色。
一瞬一瞬のその時を、うわーーーーーーーーっと感動しながら眺めています。

まさに、「あはれ」ですね。
「をかし」ではなく「あはれ」

頭ではなく、身体で、心で感じている状態。
こういう時間が私にはとても大切で、こういった時間を適宜もつことでバランスをとっているのだろうと思います。

ただ雨の音を聴くとか、鳥や虫の鳴き声に耳を傾けるもそうですね。
好きな音楽を聴いたり景色を見たり。

「あはれ」「をかし」は枕草子の音読ででてきます。
カタカムナ読みで味わい、最後は丁寧に平読みを。
今日は枕草子を読んでから休もうと思います。

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