なぜ虐待する親、パートナーの虐待を止めない親が生まれるのか。




これを読んでもらえると早いんですが
酷い虐待を受けてきた親は、ない人に比べて我が子に同じ事をする確率が高いです。もちろん中にはそうじゃない人もいます。

ただ確立は高いです。

生育環境と
脳に受けたダメージで脳内のバランスが崩れます。

母親がパートナーの虐待を止めないのは
依存心が強いのもあるし
その母親も同じような環境で育ってきてるのと
麻痺しているから。

そんで虐待とDVの関連性は大きいです。


私の育った環境では

全面DVアリ
父親からの暴力アリ
母親からのしつけの言う名の心理的虐待、身体的虐待、
そして例の

“パートナーの虐待を止めない”

“パートナーの虐待を止めなかった”
というのは

父親との離婚後
母親に彼氏ができ
その男に小4の頃、性的虐待を受けていて

恐怖を感じてはいたし
いけない事をしている感覚はあったが、逆に怒られるような気もして
でもイヤで
誰に言ったらいいのかわからなくて

悩んで悩んで
やっと勇気を出して
何て言ったらいいのかわからないながらに

母親に
「おじちゃんがカラダをさわってくる」
と告げたら

「それはあなたの事がカワイイからよ〜」
と笑いながら話しを濁されたこと。


こいつ、相変わらず子どもの話しを聞かねぇ母親だけど、ここまでとは。。
と思いながらショックを受けた記憶はある。


次に、たまに家に私たちの面倒を見に来る祖母に
今度はもっと具体的に告げたら

しばらく考えたふうな感じだったが
「ばあちゃんに言われても困るけん、お母さんに言いなさい」
と突き放された。


ほかに誰かいなかったのかというと

親が離婚して学校が変わり
転校した先の学校では
あまり友人関係がうまくいかなかったし
当時の担任も生徒をひいきする人で言えるような感じじゃなかったなあ。

そんで性的虐待は中2まで続いたわけだが
当時の中学校で唯一優しく話しを聞いてくれそうな先生に全て打ち明け
先生から親に連絡が行き
それからその男はいなくなった。


だがなー。。

学校で先生と話しをしている母親は泣きながら
「知らなかった
もっと早く気づいてあげていれば」

みたいな事を言っていたが


はぁ〜?!


その後はただその男がいなくなっただけで
何のフォローもケアもなく・・・

はい、母親に次の男ができました。

前回の男との問題は
その次の男が解決してくれたらしいが
まったくもって当事者である私の気持ちが尊重されていなく
母親と、そのどこの誰かわけのわからん男で勝手に解決してやがる。


そして
その後グレだした私に対して
しつけという名の暴力をふるいはじめた次の男。

母親はたまにそいつに
「やりすぎ」
って言ってたらしいが

「あんたが勉強もせんで遊びほうけて
ピアスやらあけてタバコやら吸うてるからよ」

と、、
結局は『しつけ』と言い正当化してた。

という具合でしたね。



のちのち聞いてみたら
やはり母親もDV家庭で育ったらしい。

父親が母親を殴ったり怒鳴ったりするのを見て育ち
母親には甘えられず、ほぼ無関心な状態で育てられたらしい。


今でこそ本当に自覚したのか
謝ってはくれているが

最初のほうは
謝ってんのか言い訳してんのかわからんようなことを言ってて
「お母さん本当に世間知らずで弱かった。
でもしょうがなったんよ、時代が時代やし、
じいちゃんもばあちゃんも忙しかったし・・・」

とのたまってたので

「事情はわかった。
ただ、事情は事情。
だからといってそれを理由に正当化するな」

「そんな感覚やけ同じ事繰り返すんよ
こっちの身にもなれやし」

と返しました。



これは
被害者側が加害者側に対する正当な怒りです。

虐待する親を叩いても何も解決しないのは間違いない。

ただ、それは世間の人たちに対して言えることです。


言い訳を聞かされたり許してあげてやら、加害者の気持ちも少しはわかってあげてやら、そんな無神経な言葉、
被害者本人には押し付けないことは大前提であってほしいですね。



今となっては
母親の事情や状況を想像すれば
気持ちはわかる。

そう思えるようになるまで
相当でしたけどね。


自分も同じシングルマザーで子育てしてるし
同じようにはなりたくないと思っていても
同じようになりかけていたので。


ただでさえ、孤独な中での子育ては大変です。

状況によっては誰もが加害者側になる可能性はある。

被害者である子どもを守るのは超最優先だけど
親のケアもどうにかしてできる仕組み作りも必要ですね。




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