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よく効く聴く読書

昨年の秋頃から、聴く読書(audible)をはじめました。

通勤時間、家事をしている時間、昼休みなど、意外と隙間時間があるけれど、本を開いて読めない状況の時ってかなり多いかも・・と気が付いたのがきっかけでした。

聴く・・となると、音声を注意深く聞いていないと内容がわからなくなるんじゃないか、と思いつつも、両手がフリーになる気軽さと、音で入ってくる文字情報の新鮮さに、どんどんハマって行きました。

無機質で機械的な音声ではなく、アナウンサーや声優さん、ときには俳優さんなども朗読しているタイトルたちがずらり。表紙の文字ばかりでなく、朗読者が気になって選んでしまう作品だってありそうです。

僕のアカウント情報を見てみると、これまでに24タイトルを聴き終えています。およそ5ヶ月の期間なので、多くもなく少なくもなく・・といった数だと思います。

毎週木曜日に書いている読書感想文にも登場したタイトルもありますが、これまで聞いてきた経験から、僕の個人的おすすめタイトルをご紹介します。


「書くのがしんどい」竹村 俊助

書籍で手にすると、やや厚みがあって、書くより前に読むのがしんどくなりそう・・なんて冗談はさておき、筆者の実体験から、細かくアドバイスを提示してくれる内容に、よし書こう!と励まされます。


「モモ」ミヒャエル・エンデ

児童書の金字塔的な作品。子どもに向けた未来への提言のような、壮大なストーリーで、なかなか長い。朗読時間も12時間越えだけれど、何より朗読が声優の高山みなみであることを推したい。女の子も、イケメンも、おじいちゃんも、無機質な男たちも、まぁ鮮やかな世界が聴ける。


「新版 科学がつきとめた『運のいい人』」中野信子

整然と科学的な根拠を示しつつも、身近な話題に寄り添って解説してくれるので、とても心地よい。行動を変えるきっかけにする、心地よい聴く読書体験だった。作中に、数億の数字の羅列を愚直に朗読しているのが、小学生みたいでちょっと好き。


「自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス」メンタリストDaigo

この筆者の読書量は、かなりのもの。筆者本人の考え方と、さまざまな参考書籍からの情報がバランスよく書かれています。中でも、この作品は今までマインドフルネス=瞑想だと思っていた僕の知識を塗り替えてくれました。


「ピンポンラバー」谷山走太

ライトノベルのポンポンと言葉が飛び出てくる感じが、声で再現されています。アニメを音声だけで聴いているような雰囲気。それぞれのキャラクターに声優さんがいて、目まぐるしい会話も楽しく聴ける。熱いスポーツもの、懐かしいような、ちょっと恥ずかしいような。


むかしばなしベスト100

家族でのお出かけの時に、車の中で再生するタイトル。子どもたちは静かになるし、日本の昔話だけじゃなく、外国の話も聴ける。定番のお話しが、意外なアレンジがされていることもあって、大人でも楽しいはず。


小説、自己啓発もの、意外と文章術なんかも聴けました。特にエッセイは、ご本人が話しているような、読む時にはわからなかった温度があるように思います。

朗読されている人も、何時間も淡々と読み続けられていて、さすがプロだな、なんて思ったりして。

ただ、聴きながら書く、というのは僕には難しく、noteを投稿する時には聴くのはやめています。印象に残った部分に線が引けたらなぁと思いながら、これからもぼちぼち聴いていこうと思います。


ということで、ご興味あればお試しください。


僕の本棚はスマホにもある、って話でした。


#わたしの本棚 #聴く読書 #audible

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