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放り出す前に考えたい

「もつさんって、実は毒舌なんですね。」

ふだん、あまり表情に出ないのか、リアクションが薄いのか、何も考えていないように見えるのか、僕には嫌いな人がいないように見えることがあるらしい。

しかし、僕も人間である。好き嫌いはある。

ここで、僕が嫌いな人のタイプを紹介するのは、時間がかかりそうなのでやめておくが、僕はおそらく思い込みが激しいタイプなので、第一印象でかなりのことを決めてしまう。

そして苦手な人だなと認定すると、なるべく距離を取りたくなり、会話も最低限、表情も最低限になるのだ。ただ、苦手ではない人でも、積極的に交流することが少ないため、その差は分かりにくいのかも知れないけれど。

よくないと分かっているものの、本人が近くにいない時に、何かの拍子で「◯◯さんって、なんか独特ですよね」と言ってしまうと、冒頭のように返ってくる。

僕の中では”微妙”よりも”独特”の方が、優しいのではないかとの印象がある。意味合いも広い・・はず。しかし、いわゆる悪口である。


山根あきらさんの企画に参加している投稿である。#嫌いな人から学んだこと

きっとどんな社会にも、年長者がいる。これまでの社会を作り上げてきたのが彼らであるから、それを引き継いだり改変したりして続けていくのが、世代なのであり社会なのだと思う。

年長者の意見は、時として耳が痛い。自分でも分かっていたことを指摘されたり、余計なひとこととも思えることを言われたりする。

時には、言いっぱなしで、その意見に従ったのに全く意に介されない場合がある。こちらとしては時間をかけて対応したのに、ひっくり返されたり、無視されているような思いがする。

気をつけないといけないのは、若手に教えてやろうなどと軽口を叩いてみたり、かつて経験した業務だからと、最後まで手伝える気持ちもなく、思いつきで言葉を発してしまうことなのかも知れない。

聞いた側は、あれこれ対応することになり、振り回された感が残る。

かつて、職場でそういう人がいて、最終的には笑顔で無視することにした。認めるけれど、承諾はしないという感じだ。

反面教師、なんて言葉があるけれど、いわゆる軽率に見える言動には、ほとんどの場合、思考が伴っていないのかもなぁと思う。

幸か不幸か、誰かに教えるとか、指導する立場にないけれど、立場関係なく、あり方として自分の言葉には思考がないと、楽な方に流れて誰かを傷つけてしまうのかも、なんて思った。


#自戒 #言葉  





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