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なぜか苦手

今年のやりたいこと(人生ビンゴ)のひとつに「漫画3増」という項目がある。これは「漫画を3種類読む」という、目標にするのそれ⁉︎と言われてしまうくらい、人によっては簡単な目標かも知れない。

左端の上から4段目にある

日頃から漫画を読んでいる人は、例えば僕の年代だったら30年読み続けている人もいるのではないかと思う。ジャンプやりぼんから入って、単行本を買い揃えたりした人も多いだろう。

かつて、僕もそういう時はあった。多分、中学生とか高校生の頃だ。とはいえ、ジャンプは全く読まなかったし、ジャンプに載っている作品も、ほとんど読んでいなかった。思い出せるのは、ラッキーマン、金田一少年の事件簿、赤ちゃんと僕、ピアノの森・・くらいだ。同世代からしたら、かなり少ないと思う。

やがて大人になって、漫画をほとんど読まなくなってしまった。そうなると、たまに読んだときに「読み方」を忘れてしまっているのである。絵を見ながらセリフを読んでいくだけだし、何よりト書き部分がないから小説などより格段に文字数が少ないはずなのに、時間がかかる。

子どもの頃は、単行本なら15分くらいで読めたはず・・朧げな記憶である。

最近読み始めた「葬送のフリーレン」では、単行本1冊を読み終えるのに1時間ほどかかってしまった。おかげで2時間かけて2巻しか読めておらず、子どもに「おっそ」と言われてしまう体たらく(体たらく・・なのか?)。コツコツ読んでいけばいいのだけれど、隙間時間に読んだら、おそらく全体としてもっと時間がかかるかも知れない。

そもそも漫画ってそうやって読むものなのか・・と、変に真面目な思考にも陥りがちで、楽しみたいのなら適当に読めばいいや・・という加減が、正直よくわからないのである。

なぜそんなに読むのが遅いのか考えてみると、視線の遣り方に馴れていない。ページあたり右上から左上、そこから右下にかけて降ろして左下に。今更説明するまでもないけれど、その当たり前の流れが、かなりゆっくりなのだと思う。

妻は、「マンガ読んでていいからねー」と子どもたちを連れて出てくれたのに、たった2冊って・・と、公園から帰ってきて驚きを隠せずにいた。

自分でもなぜ?と思うのが、効果音としての文字や、吹き出しにない手書きの文字を、かなり細かく読み込んでしまう癖があるようだ。聞こえてくる音を想像し、登場人物たちの心情を想像しては、読む手が止まっているのかも知れない。

大人になってから、ワンピースをそれこそ大人買いして60巻程度一気に買って読んだことがあったけれど、一気とはいえそれも2、3ヶ月くらいかかってしまったので、その後が続かなかった。

しかし、あの漫画が面白いよと教えてもらったり、子どもが読んでいる漫画を一緒に読みたいとか、そんなふうに思っているから、あえて今年の目標にした。漫画を読むことに気合を入れるなんて・・真面目だなぁ・・なんて思うかも知れないが、何故か簡単に読めないのだ。

10秒経ったら強制的にページをめくる・・と、おおよそ15分くらいで1冊分読めそうだ。結局、文字だけのあらすじをネットで拾い読みしているほうが楽なのかも知れない。


#マンガ #不思議 #読む


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