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夢を叶えたのは、父でした

今日、我が家のラン活が終了となりました。

応援していただきありがとうございました(そんな方はいないか笑)。

厳密に言えば、まだ現物が届いていないから、終わりではないのかも知れません。

調べ始めたら、相当に奥が深いのはどの世界でも同じ。ランドセルもまた形が決まっているような、そうでもないような、遊びが多くて、僕たちの頃とは比べものにならないほどに選択肢が広がっていました。

子どもでも大人でも、6年間使い続けるものって、あまり多くはありません。だからこそ、選ぶのが難しいというか、想像できないというか。

そんなことを考えながらも、ランドセルを買うなら「あの店がいい」と思っていました。

それは「土屋鞄製造所」でした。

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僕のクリエイター画像は、その土屋のボディバッグです。以前、そのバッグについて投稿したことがありますが、およそ15年間使っています。

ランドセルを作っているのを知ったのは、子どもが産まれた頃でした。もともとランドセルの会社だったのですね。

ボディバッグ以外にも、財布やマウスパッド、ネームタグなど、革製品の殆どを土屋で揃えていることもあって、自分の子どもが土屋のランドセルを背負うのは、夢の一つになりました。

いよいよ5歳になって、周囲が「ラン活って、どんなん?」となり始めた頃に、パンフレットを請求しました。

いくつかのメーカーのを見比べるために選びましたが、異彩を放つランドセルを並べていたパンフレットが子の目に留まりました。

雑誌のようなレイアウトと、モデルの整った顔立ちと衣装に、ランドセルのパンフであることを忘れるくらいの見栄えのよさ。

対して、土屋のパンフは、サイトのような落ち着いたトーンの言葉に、シンプルなレイアウトでした。子ども向けではなく、明らかに大人向け。子は見向きもしませんでした(笑)

ただ、実物を見たら、僕だけでなく妻も「土屋がいいね」となったのは、僕は予想外でした。

夫婦で一致したのは、いま似合うよりも、6年使っていくうちに「恥ずかしいな」と思わないでほしかったということ。だから、正解がわかるのは、ずっと経ってからかも知れません。

黒と赤だけだった僕たちの頃からしたら、目移り必至の色の数。選ぶのも大変ですが、背負ってみると、不思議なことに似合うとか似合わないとかがあるものです。

一度店に行って色を検討した後、いよいよ決めようとなったのは、なかなか社会の状況が緊張してきたこともあり、ひとつ解決しておきたいという気持ちが湧いてきたからでした。

お店に行って、色を選びながら子と話す中で、おっと感心した瞬間がありました。

カブセという外側の部分の裏側に柄があるモデルと、ないモデルがあったのですが、子が選んだ色の裏側は無地でした。

前回来た時に、柄を眺めて楽しそうにしていたこともあり、柄があるほうが良かったのでは?と聞いてみると、

「こっち(無地)の方が大人っぽいから」

とのこと。おそらく、外側の色に納得するために、わが子なりに考えたのかも知れませんが、きちんとした考えがあって、安心しました。

かくして、土屋鞄のランドセルを買う夢が叶いました。

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あ、でも、じいじばあばが経済的支援をしてくれるから、・・僕が買ったことにはならないか(笑)

ラン活の始まりを書いた話、もあります。よろしければ。

さらに、ラン活の店舗巡りを書いた話もあります。よろしければ。


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